京都、奈良を訪れました。紅葉狩りにはまだ早いですが、奈良薬師寺での晋山式を皮切りに、京都御所の見学や京町散策など、用事を兼ねての4泊5日(11月6日から10日まで)の日程でした。
京都に到着したのは15時頃。少し時間に余裕があったので高雄山 神護寺へ足を運びました。階段が多いと聞いていましたし、夜道なので足下に注意して一段一段石段を踏みしめます。神護寺は、最澄(伝教大師)や空海(弘法大師)にはじまる平安仏教発祥の地とされる寺で、数度の焼失に見舞われながらも再興され現在に至っています。夜の境内はライトアップされ、昼間とはまた異なる美しい紅葉の姿が印象的でした。
早朝、京都を出発し奈良 薬師寺へ向かいます。薬師寺では、約110年ぶりとなる東塔の解体修理の準備が始まっており、修復完了まで10年程度かかるとのこと。また境内にある宝蔵殿では国宝「吉祥天女画像」が特別に公開されています。本や切手などでお目にかかることも多い、その姿を拝見してきました。
この日は、8月に就任した山田法胤管主の晋山式(就任披露)が催される日でありまして、(晋山式の招待状を頂き)大講堂前には3000人を超える参列者が集まっていました。
京都へと戻り、町を散策します。京都駅から地下鉄烏丸線の烏丸御池駅で降り、三条通から麩屋町通りに入ります。麩屋町通りには歴史ある旅館が軒を連ねており、京の風情を色濃く残しています。その一角にある小料理屋「菜の花」を尋ねました。こぢんまりとした、おばんざい料理のお店です。今回は簡単なセットメニューをお願いしまして、気軽におばんざい料理を楽しめました。食事を済ませたところで、寺町通から三条通を歩きホテルへと帰ります。
一般公開されている京都御所を訪れました。公開は11月1日から10日まで。特に天皇陛下御即位20年という節目でもあり、普段はお目にかかれない皇后宮常御殿(つねごてん)も公開されています。京都御所は、1869年の東京遷都に至るまで500年余にわたり天皇の住居(皇居)として用いられ、建築様式をはじめとして平安時代以降の文化を受け継ぐ場所の一つです。再建・造替のたびに拡張され、築地塀で囲まれた面積は11万平方メートル、また築地塀は南北447m、東西は南辺で250m、北辺で236mという大きさです。
いよいよ宣秋門から築地塀の中へと入ります。御所には、平安時代を彷彿とさせる荘厳な造りの建物が多く、かの『源氏物語』の舞台を見ているかのような錯覚に陥ってしまいます。御車寄(おくるまよせ)は、昇殿を許された者が参内する際に使われる玄関です。正式に参内した者の控えの間。襖の絵にちなみ、最も格の高い「虎の間」(岸岱筆)から順に、「鶴の間」(狩野永岳筆)と「桜の間」(原在照筆)があります。
五節舞および雅楽を行うための五節舞姫(ごせちのまいひめ)舞楽台は、大正4年(1915)大正天皇の即位礼に際し建てられたものです。
大臣宿所には帽額(もこう)が置かれています。また納殿には威儀物(いぎもの)太刀、弓、胡(やな)ぐい、桙、楯が、議所には鉦(しょう)、鼓(こ)が置かれています。
やがて寝殿造りの紫宸殿(ししんでん)が見えてきます。紫宸殿は、内裏の南部分にある第1御殿で、即位礼などの重要な儀式を執り行うもっとも格式の高い正殿です。数度の焼失に見舞われており、現存する建物は安政度(1855)造営のもので、中央には天皇の御座である髙御座(たかみくら)、その東には皇后の御座である御帳台(みちょうだい)が置かれています。南側には白砂の南庭(だんてい)が広がり左右にそれぞれ桜と橘があります。儀式の際、桜の近くには左近衛が、橘の近くには右近衛が陣をしいたことから、「左近の桜」「右近の橘」と呼ばれています。
清涼殿を後にすると、回遊式庭園が見えてきます。池や橋などが配置され、園路を巡りながら四季を感じられる庭園です。奥には茶室があります。
御常御殿は天皇の住まいとして使用された御殿で、内部は15室からなる入母屋桧皮葺の書院造りです。また今回特別に一般公開された皇后宮常御殿は、女御、皇后の住まいとして使用された御殿で、内部は13室からなる入母屋桧皮葺の書院造りです。源氏物語の冒頭にある「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」という光景が、ふと目に浮かびます。
御所の最も北側に位置する朔平門は、桧皮葺の門で、女御入内(じゅだい)の儀式の際に用いられました。南の建礼門と対峙しています。
蹴鞠保存会による蹴鞠(けまり)を見学しました。蹴鞠というのは、革沓(かわぐつ)で、鞠を懸りの木の下枝より高く蹴上げ続け、鞠を地面に落とさないようにするというものです。
京都御所見学の後は同志社前から百万遍までバスに乗り、安政三年(1856年)創業の満月本店に立ち寄ります。ここは「阿闍梨餅」で知られる老舗。阿闍梨餅はしっとりとした皮で餡を包みこんだ半生菓子で、甘さは控えめ。お茶とともに阿闍梨餅をいただきました。
清水周辺を散策するため、一旦京都駅に戻った後、再び京都駅から地下鉄烏丸線と祇園方面バスを乗り継ぎます。東山安井で下車して東大路通から下河原町通へ入り、食事処や喫茶などが軒を連ねる通りをのんびりと歩きます。
この界隈から高台寺通へと抜ける石塀小路は、京都らしい雰囲気が味わえるスポットの一つです。 石畳の敷き詰められた小路を歩けば、両側に並ぶ料亭や旅館の石垣がまるで石塀のように見えます。 石塀小路の入口はなかなか見つけにくく、また小路も右に左にと折れているので、ちょっとした迷路のようです。 ちなみに石畳の一部は1970年代に廃止された京都市電(路面電車)の敷石を移設したものだそうで、伝統的建造物群保存地区として昔の風情をしっかりと残しています。
高台寺を後に二寧坂、八坂通、産寧坂を歩きます。坂道の両側にはぎっしりと土産物屋さんが並び、何処へ行っても大勢の人で賑わっています。
東山安井から再びバスに乗り東山三条で下車、東山駅から三条京阪までは地下鉄を使います。三条大橋を渡り先斗町通へ向かいます。
この日は先斗町の京懐石料理 ふじ田を訪ねました。京都らしさ満喫のお食事で、お店の雰囲気も良く、またご縁があれば足を運びたいですね。
表千家 不審菴を訪ねます。表千家は千利休を開祖とする茶道流派の一つで、裏千家、武者小路千家とともに三千家として知られています。
堀川今出川から大徳寺前までバスに乗ります。大徳寺境内を抜けて今宮神社までのんびりと歩きます。
大徳寺は千利休・小堀遠州らとも縁が深い禅寺です。この大徳寺埠頭寺院の一つで一般参詣も可能な高桐院を訪ねました。高桐院は利休七哲の一人細川忠興 (ほそかわただおき) (三斎)の創建です。参道の紅葉が有名ですが、今回は残念ながら色付く一歩手前でした。
今宮神社では七五三のお祝いに来ていた家族を見かけました。毎年4月第2日曜日に行われるやすらい祭(民俗無形文化財)は、京都三大奇祭の一つに数えられているそうです。今宮神社の東門前には名物あぶり餅のお店「かざりや」と「一和(一文字屋和助)」の二軒が向かい合っており、前を通るとあぶり餅の香りが気になります。
バスで北大路バスターミナルに出て、北大路駅から烏丸御池まで地下鉄に乗ります。姉小路通では、和三盆の干菓子で知られる御菓子司亀末廣と、柚味噌の八百三に立ち寄ります。二軒とも町屋の風情が残っており、店内が石畳になっていてヒンヤリとします。
八百三は柚味噌のみを扱う老舗。一子相伝の製法によって作られる柚味噌には定評があります。ふろふき大根やゆがいた生麩やこんにゃく、豆腐などに付けると、その美味しさは他に類を見ないくらいです。
江戸時代から交通の要所として栄えた三条通は、時代の流れとともにファッションストリートになりましたが、同時に京都を代表する建築物が集中する近代建築ストリートでもあります。 通りに立ち並ぶレンガ造りの建物は今なお現役です。三条寺町から室町は京都市指定の歴史的景観地区に指定されています。
烏丸御池駅から京都に戻り一息した後、地下鉄 烏丸御池駅で降ります。御池通を市役所方面に向かって歩き、柳桜園茶舗と亀屋良永に立ち寄ります。柳桜園は宇治茶、殊に抹茶専門で、三千家ご用達の店でもあります。
烏丸御池駅から地下鉄に乗り、国際会館駅で下車します。宝ヶ池 ゆば泉を訪ねます。湯葉は京都を代表する食材の一つですが、ゆば泉ではフレンチスタイルでアレンジしています。
表千家 北山会館へ向かうため、京都駅から地下鉄 北山駅で下車します。北山会館では特別展「千家十職 大西清右衛門家の釜と金工 ~茶の湯工芸の伝統と創造~」を見てきました。
北山駅から地下鉄烏丸線に乗り、四条烏丸駅下車します。錦市場に立ち寄り、再び四条烏丸駅から烏丸丸太町駅まで地下鉄で移動します。
吾妻渓谷で知られる川原湯温泉と四万温泉を訪ねた。例年、紅葉の時期には人気のスポットではあるが、今年に限っては、当地に目下建設中の八ッ場ダムの話題性もあり、特に多くの人々が訪れているらしい。
渋川伊香保ICで降りるとほぼ一本道(国道145号)で川原湯温泉駅前に着く。曲がりくねった道は早朝にもかかわらず交通量がかなり多い。幸い駐車場にはまだ1台の車もなくスムーズに準備できたが、これが日中ともなればかなり混雑するのだ。一方で駅は有人であるが、やや寂れたというか、ひなびた雰囲気ではある。実際、首都圏へのアクセスは新宿行きの高速バス「上州ゆめぐり号」の方が充実しているように見える。
駅から下流方面へ少し歩く。八ッ場大橋のそばからは遊歩道が整備されている。渓谷入口近くの立て看板には「アップダウンが激しい」と書いてあるが、少し歩き慣れた人なら特に苦にはならないだろう。滝見橋を過ぎると細い山道に入っていく。
見晴台からは川原湯方面を見渡せるのだが、この真正面がちょうどダム建設予定地である。昔から揉め事が多いようなので、いつ完成するのか、現時点ではわからない。
吾妻川はもともと上流に草津温泉があることからして強酸性の河川で、現在では上流で石灰を投入しpH5程度に中和している。この副産物である中和生成物は上流の品木ダムに溜められているのだが、品木ダムの堆砂が貯水容量に近くなれば、代替ダムとして八ッ場ダムが活用されるとの指摘もあるようだ。八ッ場ダム完成後はエメラルドグリーンの湖が広がる、かもしれない。
見晴台から一気に高度を下げ、「八丁暗がり」へと差しかかる。このあたりは道が細く足場も悪いため混雑すると大変そうだが、早朝だったためか往路は鹿飛橋まで誰一人として見かけなかった。言い換えると、たとえ崖下へ転落しても誰も見つけてくれないということ。
駅前から遊歩道と反対方向へ歩くと川原湯温泉街の入口が見えてくる。温泉街はこの道を進んだ坂の途中にある。共同浴場が数カ所、新源泉のそばには足湯もあり、立ち寄り湯が可能な旅館もあるようだ。
| 出発時刻: | 21:45:41 |
| 到着時刻: | 2:24:05 |
| 合計時間: | 4時間38分24秒 |
| 合計距離: | 15.53km |
| 最高標高: | 615.34m |
| 最低標高: | 496.26m |
| 平均速度: | 3.54km/h |
四万温泉に立ち寄った。四万温泉の歴史は長く、温泉に関する逸話は古いもので1000年以上前に遡るとも言われている。この日は落ち合い通りにあるそば中島屋で昼食。ちなみに、温泉街の移動に便利な自転車を貸してくれる。
四万川ダムは1999年完成の新しいダムで、四万温泉から更に奥に位置している。特に見所はないが、あらかじめ予約すればダム施設の見学も可能。
10月中旬、紅葉盛りの雨飾山と、うっすらと雪景色になりつつある八方尾根を訪れた。雨飾山は初めての入山。八方尾根は夏に続いて今年2度目だが、季節が違えば山の表情も違って見えるというものだ。冬季は雪に閉ざされてしまうので見納めである。
11日未明、長野市街を抜け雨飾山へと向かう。明け方にはまだ雨がかなり降っていたものの既にかなりの混雑ぶりである。雨飾山は深田久弥の日本百名山に数えられており訪れる登山者も多いが、これほどまで大勢やってくるとは思っていなかった。しばらくするとだいぶ小降りになり、皆揃ってぞろぞろと歩き始める。登山道に入るとすぐに湿地帯になり、しばらくするとブナの林が見えてくる。未明の雨に降った雨のせいもあるが、そもそもこの辺りの土壌は泥炭質のようで水はけが悪く滑りやすく歩きにくい場所もあった。
荒菅沢から再び登りへ。荒菅沢の辺りの紅葉がまさに見頃で、ここからは急な坂が続き、頂上に近づくにつれ岩場が多くなる。道幅が細いため登山者が多いと待ち時間ばかり長くなってしまうのだが、案の定この日も混み合っていた。頂上まで残す距離はそれほど長くないのだが、時間の都合で仕方なく途中で引き返した。
下りではついに渋滞が発生。特に難所という場所はないのだが、じめじめとした歩きにくさもあり、一列に並んで細い道をたらたらと下っていく。下山は午後2時頃であった。
その帰り道、雨飾山から少し下ったところにある、そば屋蛍で小腹を満たす。こちらは今年の夏に訪れた際には客も多くなくひっそりとしていたが、この日に限っては予想以上の盛況ぶりに正直驚いた。実際、あと1時間遅ければ食べ損ねていたのではと思えるほど。小谷に来たときには立ち寄りたいそば屋の一つになった。
| 出発時刻: | 22:15:24 |
| 到着時刻: | 5:32:44 |
| 合計時間: | 7時間17分20秒 |
| 合計距離: | 10.03km |
| 最高標高: | 1817.84m |
| 最低標高: | 1141.75m |
| 平均速度: | 1.64km/h |
八方尾根を散策する2日目は、朝から雲一つ無い快晴でトレッキング日和だ。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、あっという間に八方尾根山荘に到着。ここから1時間程度歩くと八方池が見えてくる。
八方池を過ぎるとちらほらと雪の姿が見えてくる。間もなく迎える冬の訪れを感じた。唐松岳まであと少しだ。
| 出発時刻: | 0:07:24 |
| 到着時刻: | 6:19:50 |
| 合計時間: | 6時間12分26秒 |
| 合計距離: | 10.58km |
| 最高標高: | 2594.49m |
| 最低標高: | 1838.34m |
| 平均速度: | 2.02km/h |
あっという間に最終日。途中で戸隠に立ち寄り周辺を散策してから帰路につく。県道信濃信州新線の高山寺手前にあるアルプス展望広場からの眺めが素晴らしいと聞き、少し遠回りのコースを選んだ。視界を遮るものは何もなく、評判通り野口五郎岳から白馬・乗鞍岳までを望める絶景なので、近くを訪れた際には是非立ち寄りたい。
アルプス展望広場を後にし戸隠へと向かう。戸隠はかつて修験道の聖地であり、古くから戸隠神社を中心とした門前町で、参道には宿坊が立ち並んでいる。
今回は戸隠森林植物園を拠点に、戸隠神社奥社から鏡池へと歩いてみた。森林植物園には整備された散策コースがあり、植物観察はもちろん野鳥観察なども盛んなようで、園内の随所で、望遠レンズ装備のカメラを構える人を多く見かけた。
戸隠神社本体は、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる歴史ある神社で、長野の善光寺と共に参詣する人も多いという。今回はそのうちの奥社と中社を訪ねた。
| 出発時刻: | 3:05:04 |
| 到着時刻: | 6:13:41 |
| 合計時間: | 3時間08分37秒 |
| 合計距離: | 10.1km |
| 最高標高: | 1358.06m |
| 最低標高: | 1192.18m |
| 平均速度: | 3.31km/h |
戸隠はまたそばの名前としても知られている。せっかく戸隠を訪れたのだから名物のそばを、ということで、参道を歩いていてたまたま見つけた岩戸屋に立ち寄った。
早朝から栃木・那須岳周辺を峰の茶屋跡避難小屋まで散策。下山後は鹿が傷を癒したと伝えられる鹿の湯に立ち寄り、すぐ近くの殺生石観光。まだ少し時間に余裕があったので南ヶ丘牧場でのんびり過ごした。
東北自動車道・那須インターから県道17号線を西へ。日曜日ながら早朝の道路は交通量も少なくスムーズ。道はしばらく上り坂が続き、そのままボルケーノ・ハイウェイ(那須高原有料道路)に差しかかる。まだ6時前とあって辺りに人影はないようだ。ボルケーノ・ハイウェイを登りきったところが駐車場で、まだだいぶ空きがあるものの、早々と到着した登山客も多い。それにしても皆さん立派にフル装備でどこまで行くのかしらん。一方で「Tシャツ・短パン・手ぶら」という勇者もごくたまに見かけるのではあるが。
那須岳は茶臼岳(1917m)・朝日岳(1896m)・三本槍岳(1917m)を中心とした山々で、南月山(みなみがつさん)(1776m)、黒尾谷(くろおや)岳(1589m)を含めて那須五岳と呼ばれる。成層火山で、最近では1953年、60年、63年に活動しており、今も噴孔から水蒸気が出ているという。また中の茶屋跡から峰の茶屋跡避難小屋にかけては強風の通り道で、特に前線通過時には吹き飛ばされるので注意したほうがよい。
まだ時間は早いが諸事情により引き返すことにし、峰の茶屋跡避難小屋を後にした。もう少し足を伸ばして三斗小屋温泉を目指すコースもあるが、現在は日帰り入浴できないので魅力は少ない。
| 出発時刻: | 21:20:33 |
| 到着時刻: | 0:01:33 |
| 合計時間: | 2時間41分00秒 |
| 合計距離: | 3.82km |
| 最高標高: | 1740.41m |
| 最低標高: | 1470.91m |
| 平均速度: | 1.49km/h |
ボルケーノ・ハイウェイを下る途中の那須温泉ファミリースキー場付近が駐車待ちの車で大混雑。ちょうどロープウェイ乗り場があるので賑わっているようだ。
しばらく下ったところで、那須湯元温泉の中でも特に古く、かつて鹿が傷を癒したと伝えられる温泉が鹿の湯。湯は濁り湯で源泉は59℃。浴槽は3つに分かれており、それぞれ48℃、46℃、42℃となっている。「短熱浴」といわれる浴法が適しており長湯は禁物とのこと。ところでこの温泉、予想以上に入浴客が多い。芋洗とはいかないまでも、かなりの人気。
鹿の湯の目と鼻の先にあるのが史跡・殺生石。山の斜面にむきだしの岩場が姿を見せている。荒涼とした風景ながらもどこか殺気じみた空気が漂う、不思議な岩場だ。実際、硫化水素などの有毒ガスが噴出しているので、そんな気分になるのかも。史跡としては木道などが綺麗に整備されているので歩きやすく、那須温泉神社とセットで湯上がりの散歩に良さそう。
そのまま17号線を那須インター方面に下り、一軒茶屋前交差点からすぐの場所にある南ヶ丘牧場に立ち寄ることにした。
牧場内は思いの外の盛況ぶり。早速「牛さんはどこ?」と思ったのもつかの間、「二本松南ヶ丘牧場に牛を移動」したそうで。うーむ、乳牛でも眺めながらのんびりできるかと期待したのだが。観光牧場のままでは牛たちがストレスを感じてしまうようだ。やはり入場料無料に釣られて立ち寄ってみるという人が意外に多いのかも。とはいえ牧場ならではの乗馬・ロバ乗り場・動物ふれあい広場から、パターゴルフやマス釣りといった「牧場に関係なさそうなモノ」まで色々楽しめるので家族の思い出作りにぜひ。
そして牧場と言えばやっぱりミルク。南ヶ丘牧場では名物ガーンジィゴールデンミルクを使った濃厚ソフトクリームが人気。とはいうものの、この誘惑に負けることなく牧場を後にした。
]]>栃木県鬼怒川温泉からさらに山奥にある奥鬼怒温泉は人里離れた名湯として知られている。今回はすぐ手前の女夫渕温泉から奥鬼怒温泉郷を経由し、鬼怒沼までの往復コースを歩いた。賑やかな尾瀬にも近いが、鬼怒沼は静かな湿原だった。
女夫渕温泉に到着したのは早朝だが、村営駐車場にはすでに多くの車が駐まっていた。女夫渕温泉から加仁湯や八丁湯までは宿泊客であれば送迎バスで約25分、川沿いの遊歩道を歩いても1時間30分ほど。以前はかなり秘境という印象だった日光沢温泉や手白沢温泉も、奥鬼怒スーパー林道が開通してからは随分と近く感じるようになった。一方の奥鬼怒歩道は一部区間が崩落しており、現在は迂回路として川沿いの新しい道が作られている。
川沿いの遊歩道を歩いて行くと、やがて八丁湯が見えてくる。加仁湯と日光沢温泉もすぐ近くである。
日光沢温泉を抜けると細い山道になり少し登山道という感じになるが、階段なども整備されていて歩きやすい。道は次第に急な登りになり川からも離れていき、標高2000mに近づくにつれだんだんと道がなだらかになる。水に浸かりそうな場所には木道も整備されているが細く急な場所もある。
なだらかな上り坂をしばらく歩いたところで突然視界が開けたと思うと、ここが鬼怒沼である。鬼怒沼は溶岩台地に形成された高層湿原で、標高は尾瀬ヶ原よりも600mほど高い。それほどハイカーの数も多くなく静かだ。幸い天気も良く西側には燧岳を、東側には日光白根山を望める。
女夫渕温泉まで引き返す途中、加仁湯で立ち寄り湯。白濁の湯が特徴。
| 出発時刻: | 20:35:51 |
| 到着時刻: | 6:58:25 |
| 合計時間: | 10時間22分34秒 |
| 合計距離: | 29.7km |
| 最高標高: | 2041.06m |
| 最低標高: | 1123.03m |
| 平均速度: | 3.03km/h |
大雪渓で知られる白馬岳を歩きました。猿倉から入って栂池に下山するコースです。ハイカーも多く歩きやすいコースですが、2日目は天候が悪くペースもスローダウン。最終日は天気も回復し、八方尾根を散策しました。
深夜の関越道をひた走り。交通量が少ないので、予定通り5時には長野に到着。長野から白馬までは1時間ほど。白馬村が近づくにつれ、だんだん夜が明けてきた。
猿倉を出発したのが7時頃で1時間ほど歩いて白馬尻。ここから大雪渓だが、ガスが出ていないので見晴らしが良くサクッと通過。雪渓の上部が崩れているためか少し迂回するようになっており足場が悪い。
雪渓を過ぎると岩場が続く。雨がぱらつくものの、時折霧が晴れると左手には杓子岳が姿を見せる。雨もそれほど激しい降りではないので特に問題なし。
14時頃には村営白馬岳頂上宿舎に到着。とりあえず明日の天気が気になる。白馬山荘もそうだが、ヘリコプターによる荷揚げが行われているので、山の上にもかかわらずケーキセットやビールが楽しめる。すごい。
| 出発時刻: | 22:27:34 |
| 到着時刻: | 5:09:43 |
| 合計時間: | 6時間42分09秒 |
| 合計距離: | 7.7km |
| 最高標高: | 2727.16m |
| 最低標高: | 1482.77m |
| 平均速度: | 1.41km/h |
寝床で横になりながらも、朝からザーザーという雨の音が耳に入る。初日もパッとしない天気だったが2日目は雨。それも台風の影響らしいので止みそうもない。景色は望めそうにないが、予定通り白馬岳から栂池まで縦走しつつ下山する。
頂上小屋から白馬山頂へ。予想通り展望ゼロ。この辺りは富山と長野の県境で、白馬岳と立山側の祖母谷温泉とを結ぶコースもあるが、この悪天候で登ってくる人はまずいないだろう。山頂からしばらくは尾根を進む。三国境、小蓮華山を通過。晴れていればパノラマなのになあとか思いつつ、吹き付ける雨に濡れながら尾根を進む。途中の白馬大池山荘で休憩。白馬大池から白馬乗鞍岳までは岩場が続く。白馬乗鞍岳を過ぎて下りに入るとどんどん水流が増し、ほとんど沢下りという感じ。
| 出発時刻: | 21:20:29 |
| 到着時刻: | 4:44:47 |
| 合計時間: | 7時間24分18秒 |
| 合計距離: | 11.89km |
| 最高標高: | 2937.41m |
| 最低標高: | 1847.86m |
| 平均速度: | 1.77km/h |
栂池に近づいても足場の悪さは相変わらず。ここで滑って怪我をしては一大事なので、おのずと一歩一歩が慎重になる。しばらくすると栂池の小屋が見えてきた。ロープウェイの時間にもまだ余裕があるし、雨もほぼ止んだようだ。今夜はエコーランドのペンション・カルナージュに宿泊。
3日目は少し離れた小谷温泉へ。2つのトンネルの間に挟まれた場所に小谷温泉入口があり、ここから車で一本道をしばらく進む。目新しい橋を渡る辺りで赤い屋根の建物が見えてくる。山田旅館と、少し離れた熱泉荘だ。さらに少し登ると雨飾荘と公共露天風呂があるが、泉質でいうと熱泉荘か山田旅館が良さそうな気がする。湯量豊富で源泉100%の天然温泉。
小谷温泉に来る途中にそば屋の看板があったのを思い出し、帰り道に立ち寄ることにした。うわさでは「小谷村の山村留学生」が「古民家を直して開業した」のだそう。「こんな山奥でやっていけるのだろうか?」という心配をよそに、とても良心的なお店で値段もリーズナブル。
朝の散歩。山の上に比べると気温が高く蒸し暑いのだが朝はまだ涼しい。
天気が回復したので、軽いハイキングというか、脚への負担の少ない八方尾根散策コースを歩いた。例によって八方ゴンドラからリフトを乗り継ぎ、そのまま八方池へ。右手に見える白馬連山にはまだ雲がかかってはいるが、時折顔を覗かせる。八方尾根は多くのハイカーが訪れるため渋滞するのだが今回は時間が遅いことも合ってかそれほど気にはならなかった。
八方池を過ぎると人の数もめっきり減り歩きやすくなる。ここから先は、あまり目立たない高山植物もちらほらと目に付くようになる。雪渓も残っていたが少し小さいようだ。丸山ケルン前の最後の登りもサクサク通過。ただし時間の都合もあるので丸山で折り返しだ。
| 出発時刻: | 0:29:37 |
| 到着時刻: | 6:34:39 |
| 合計時間: | 6時間05分02秒 |
| 合計距離: | 9.35km |
| 最高標高: | 2444.72m |
| 最低標高: | 1728.55m |
| 平均速度: | 1.89km/h |
オリンピック道路沿いに蕎麦酒房 膳と蕎麦処りきというそば屋が、2軒並んでいる。今回は(たまたま)蕎麦酒房 膳を訪ねた。営業は17時半からなのだが、すぐに予約客でいっぱいになった。細くてのどごしがよく、しなやかでくせのない蕎麦だ。白馬連山を眺めながら蕎麦を楽しむのもいい。
夏の北八ヶ岳を歩きました。麦草峠の標高は2,127mで夏でも涼しい高原の空気です。辺り一帯は深い緑に包まれた北八ヶ岳の樹林帯が広がっています。2日目は霧ヶ峰にも足をのばしましたが、やや天候が思わしくありませんでした。
高速道路では今春から、ETCを利用すれば特定区間以外は上限1,000円(日曜祝日のみ)になりました。佐久インターからは国道141号線(佐久甲州街道)を経て国道299号(メルヘン街道)に入ります。このあたりから民家も徐々に少なくなり、どんどん山を登っていきます。冬季閉鎖のゲートを過ぎたあたりから、さらに急なカーブが続きます。標高2127mの麦草峠を越えて下り坂に差しかかったところで左手に麦草ヒュッテが見えてきます。北八ヶ岳へのハイキングの拠点にも適した山荘です。
| チェックポイント | 距離(km) | 標高(m) |
|---|---|---|
| 麦草ヒュッテ | 0.0 | 2127 |
| 丸山山頂 | 1.3 | 2329 |
| 高見石小屋 | 1.8 | 2266 |
| 高見石 | 1.9 | 2261 |
| 中山 | 3.6 | 2481 |
| ニュウ分岐 | 4.2 | 2450 |
| ニュウ | 5.4 | 2332 |
| 白駒池 | 7.1 | 2117 |
シラビソの木々に囲まれた北八ヶ岳の山道を進みます。緩やかな斜面は一面が苔で覆われ一帯はまさしく原生林の雰囲気。しばらく歩くと丸山山頂に出ますが、特に眺望も良くないので先を急ぎます。丸山山頂から高見石へと続く道はなだらかな下り坂です。高見石には高見石小屋があります。
高見石小屋の奥に大岩が連なっている場所が高見石で、上まで登ると見晴らしが良く、眼下には原生林の中に佇む白駒池や、天気が良ければ遠く浅間山も見えるそうです。
高見石を後にし中山へと歩を進めます。山道はしばらく岩場が続きますが、深い木々の中を進むので、夏場でも日差しはさほど強くありません。中山の手前が少し急坂ですが、坂を登りきると広い展望台に出ます。この日は近隣の山々はよく見えましたが、ガスがかかっているせいもあって、遠く北アルプス方面の展望はかすかに見えた程度でした。
中山からニュウ分岐を経てニュウへと向かいます。中山の展望台から少し行ったところが中山山頂ですが特に眺望はありません。ニュウ分岐を過ぎると右手に谷があり木々の間から少し景色が見えます。ニュウは展望の良い岩場で北八ヶ岳の樹林帯が見渡せます。
| 出発時刻: | 23:08:03 |
| 到着時刻: | 7:01:14 |
| 合計時間: | 7時間53分11秒 |
| 合計距離: | 7.25km |
| 最高標高: | 2481m |
| 最低標高: | 2117m |
| 平均速度: | 0.91km/h |
山荘泊の方が良いのかもしれませんが、今回はご縁がありましてリゾートホテル小海リエックスホテルに宿泊しました。ゴルフ、スキーなどが楽しめるほか、天然温泉「星空の湯りえっくす」もあります。内風呂は源泉掛け流しでした。ちなみに随所にシャトレーゼのお菓子が用意されています。
ビーナスラインはもともと有料道路でしたが、無料化されてから交通量も増えたのではないかと思います。このビーナスラインの途中にある、車山肩からすぐの場所にニッコウキスゲの群生地があります。風が強くあいにくの雨模様ですが、辺り一面が黄色い花で埋め尽くされた光景には、なかなか出会えないだけに感動もひとしお。ニッコウキスゲの群生地は数百メートル続いています。沢渡へと続く道は雨の影響もあってかぬかるんでおり、足下に注意しながら下っていきます。沢渡から八島湿原周辺にかけてはおおむね平坦な道で、時折霧が晴れると彼方まで見渡せます。冬場はスキーも楽しめるそうですが、湿原については植生保護のため積雪時であっても湿原への立ち入りは禁じられています。
沢渡から八島湿原まではほぼ一本道です。雨が少し降り始めたので、体温を奪われないよう注意しながら歩いて行きます。雨でかなり濡れている方も見かけましたが、大丈夫でしょうかね。八島ヶ原のあたりからは雨がかなり激しく降ってきましたが、八島ヶ池の周囲は木道なので歩きにくさはほとんどありませんでした。そのまま八島ヶ原湿原の八島ヶ池をぐるりと回るようにして、御射山を経て車山肩へと戻ります。
小海から佐久へ向かいます。まずはホテルから程近い松原湖に立ち寄ります。観光客の姿も無く静かでした。紅葉の季節には辺り一帯が黄金色に染まり、また別の顔を見せてくれるのでしょう。原生林の怪しい静けさを秘めた白駒池とは違い、樹林に囲まれながらも、穏やかできらめくリゾート的な印象を持つ湖です。
JR小海線沿いを走り佐久方面へ向かいます。茂田井宿と望月宿は観光地としての見所は多くないですが、脈々と受け継がれるおだやかな町並みが歴史を感じさせます。どちらの宿場も国道から一本はずれた場所にあります。望月周辺には道祖神が点在し、石仏巡りの案内もありました。
佐久市街地へ戻ります。長野新幹線の開業から10年以上経ち新幹線の姿も見慣れてきましたが、少し古い地図では道に迷ってしまいそうです。最後に蕎麦いざか家 田衛門で信州そばをいただきました。
桜の花は春の到来を感じさせます。今回は上野公園から浅草方面、厨房器具なら何でも揃う「合羽橋道具街」まで足を延ばしました。
上野駅公園口を出ればすぐに上野公園です。桜が見頃を迎えているのでいつもより人通りが多いようです。折しも東京国立博物館で阿修羅展を開催しているので、そのせいかもしれませんね。この時期に上野公園の桜を見たのは初めてなのですが、他の桜とはまたひと味違う、なんだかホッとする都会のオアシスといった趣でした。
電車のガード下から上野駅前を通り浅草方面へ向かいます。目指す「かっぱ橋道具街」は業務用厨房器具や食品サンプルなどを扱う店が集まる場所。上野駅から徒歩15分ほどでしょうか。途中には特に変わったものはないのですが、稲荷町付近にはここぞというばかりに仏具店が軒を連ねています。どんな仏具でも揃いそうな印象ですね。そしてニイミ洋食器店のコックさんのオブジェが見えれば、かっぱ橋道具街はもうすぐそこです。もともとは問屋街なのですが、小売をしている店が多く、お気に入りの食器などを見つけるのも楽しいものです。
元日に筑波山を訪れました。つくばエクスプレスの開通以来、都心からだいぶ近く感じられるようになったつくば市。筑波山を訪れる人も多くなったそうです。
朝早く出たので、運が良ければご来光を拝めるかと思ったのもつかの間、交通渋滞に捕まり、登山口までおよそ2時間かかりました。いつもながら元日には渋滞がつきものです。渋滞からも予想したとおり筑波山神社の境内も多くの人々で賑わっていました。
筑波山神社の境内では、名物「ガマの油売り」口上を見ることができました。筑波山ガマ口上保存会の方々が定期的に公演しているそうです。
筑波山は男体山と女体山から成る山で、女体山の山頂には筑波山神社本殿があります。頂上は切り立った崖のような感じで見晴らしは抜群。関東一円を眺めることができます。また周囲に目立った高山がないためか通信施設が多く設置されており、遠くからでも沢山のアンテナが見えます。今回のコースでは、山頂駅から女体山山頂を経由してつつじヶ丘方面へと下りながら、もとの筑波山神社へと戻ります。空も雲一つ無いので良い景色が見られそうです。
まずはケーブルカーに乗って山頂へ。ケーブルカーは5分ほどで山頂駅に到着。ここからしばし登山道を歩きます。標高は低いのですが、冷たい風が強く吹くので、終始厚着のままでした。
ハイキングコースを歩いていると、所々で特徴的な岩石を目にします。そこで代表的な岩を並べてみました。「それっぽい」ものから「うーん?」というものまで様々です。
| 出発時刻: | 23:08:05 |
| 到着時刻: | 0:00:06 |
| 合計時間: | 0時間52分01秒 |
| 合計距離: | 3.07km |
| 最高標高: | 854m |
| 最低標高: | 247m |
| 平均速度: | 0.97km/h |
片品村の北東部、群馬県と栃木県の県境にある日光火山帯の主峰、日光白根山を訪れました。標高2578m、関東以北では最も高く、周辺には座禅山、前白根山、白根隠山、五色山があり、堂々たる風格を感じさせる山でした。
関越自動車道沼田I.Cを下り、国道120号日本ロマンチック街道で、丸沼高原スキー場を目指します。道沿いにはフルーツ園が点在し、この時期にはりんご狩りが楽しめます。沼田から約1時間程でロープウェー山麓駅に到着です。気温も低く肌寒いほどですが、夜行バスや乗用車が続々と到着し、7時30分の始発運転を待っています。
日光白根山は群馬県と栃木県の県境にある標高2,578mの活火山です。まずは日光白根ロープウェーで標高差600mを一気に登ります。ロープウェーでの空中散歩といったところです。
山麓駅を出ると、大きな岩が並ぶロックガーデンがあります。6月下旬頃よりシラネアオイ、夏にはコマクサやチングルマなどの高山植物が咲き、訪れる者を魅了します。また、目の前に白根山を望む大きな足湯「天空の足湯」があります。泉質はメタけい酸含有量の多い中性低調性冷鉱泉(加温)で疲労回復に効果があるとされ、登山やハイキングでの歩き疲れ等の癒しに良いようです。
この日は天気が良く、青空に日光白根山の姿をはっきりと見て取れます。
| 泉質 | ナトリューム、カルシューム、メタケイ酸含有量が多い。中性低張性鉱泉(加熱) |
|---|---|
| 効能 | 切り傷、やけど、婦人病 |
今回歩くのは、ロープウェイ山頂駅から白根山頂まで登り、五色沼と弥陀ヶ池を経由して再び山頂駅へと戻るコースです。ロープウェイで標高2,000mまで登れるので、取っつきやすいコースなのは確かですが、山頂付近にはガレ場もあり、やや注意が必要です。七色平分枝あたりまではなだらかな自然散策道がつづき、そのまま白根山の南側を巻きながら進みます。山頂から五色沼へは下りで約40分。標高差がかなりあり、五色沼周辺では紅葉が見ごろでした。
| チェックポイント | 距離(km) | 標高(m) |
|---|---|---|
| 山頂駅 | 0.0 | 1991 |
| 七色平分枝 | 1.4 | 2107 |
| 白根山頂 | 3.5 | 2578 |
| 五色沼 | 5.5 | 2175 |
| 弥陀ヶ池 | 7.1 | 2253 |
| 七色平 | 8.3 | 2110 |
| 七色平分枝 | 8.7 | 2107 |
| 山頂駅 | 10.1 | 1991 |
二荒山神社の前から登山道に入り、オオシラビソの樹林帯を進み大日如来の前を通ります。45分程で七色平分枝、その後ミヤマハンノキやダケカンバの針葉樹の林を抜けると急に視界が開けます。絶景を眺め、注意をはらいながらガレ場を登ると、そこはもう山頂手前にある祠の前です。ここまで来ればもう頂上は目前、あと一頑張りです。山頂からの眺めは大パノラマ。遙か彼方まで見渡せます。
山頂は岩が重なったようなピークで、数人が登るといっぱいになってしまいます
山頂付近から五色沼、その先には燧ヶ岳、男体山、戦場ヶ原と中禅寺湖が見えます
山頂から五色沼への道は暫くガレ場が続きます。その後、樹林帯の中を下山、白根平から避難小屋の脇を通り五色沼へ出ます。この辺りは特に紅葉が見頃で、視界の変化を楽しめます。五色沼から弥陀ヶ池を周り七色平分枝から山頂駅へ戻りました。高山植物の中でも一際人気の高い花シラネアオイ(白根葵)を見に、機会があれば、また是非訪ねたい山となりました。下山後は、白根温泉 薬師の湯にて立ち寄り湯に入りました。
五色沼周辺では7月頃ハクサンチドリ、ツガザクラなどが見られる
| 出発時刻: | 23:10:59 |
| 到着時刻: | 5:39:30 |
| 合計時間: | 6時間28分31秒 |
| 合計距離: | 8.21km |
| 最高標高: | 2578m |
| 最低標高: | 1990m |
| 平均速度: | 1.23km/h |