蔵造りが生きる小江戸川越
早朝の車窓より、ビルの合間に見え隠れする雪化粧の富士山を眺めながら、初詣は小江戸川越を訪ねた。川越には古くからの商家の蔵造りや、川越城本丸御殿、時の鐘など数多くの文化財が残されており、情緒溢れるいにしえの江戸文化に触れることが出来た。
2013年1月1日(火)晴れ
川越市駅から蔵造りの町並みへ
東武東上線 川越市駅から蔵造りの町並みへ向かう。
連雀町交差点から蔵造りの町並みへ向かう。途中にある蓮馨寺には「おびんづる様」がいる。このおびんづる様の頭にさわってから自分の病んだところを撫でると、その病を癒してくれると言われている。
蔵造りゾーン
川越を「蔵の町」として印象づける町並みが、蔵造りゾーンである。このような蔵が建ち並ぶ町並みは国内にも類が無く、独特の雰囲気を醸し出している。
蔵造りゾーンに入ってすぐ、孔雀のステンドグラスが一際目をひくルネッサンス様式の建物がある。他にも4本のイオニア式大列柱や壁面にある唐草のレリーフが目を引くこの建物は、1936年(昭和11年)に建てられた川越最初のデパート(旧山吉デパート)であった。長い間放置されていたようだが、建物の耐震補強と復元工事を行い当時の姿を復活させたという。行き交う人達が暫し足を止めていた。
この鐘は「時の鐘」といって、300余年の昔から城下町に時を告げてきた川越のシンボルである。現在は4代目とのこと。
本丸御殿ゾーン
菓子屋横町から川越城本丸御殿、三芳野神社をまわる。
喜多院ゾーン
成田山川越別院はお不動様として親しまれ毎月28日には蚤の市で賑わうようだ。また喜多院は川越大師として親しまれ名物だるま市が賑わいを見せている。
喜多院不動通り、連雀町交差点から喜多院入口交差点までの歩道のタイルにはスケッチタイルがはめ込まれている。川越を描き続けて30年以上になる広井良昌氏の作品である。
川越名物と言えば…「いも菓子 隆清堂」で芋煎餅を購入
川越駅
連雀町交差点のそばにある熊野神社でくじをひいたら大当たり!大判焼きを2個頂戴した。
川越散策も終盤、お腹も空いてきたのでそろそろ食事なのだが元旦で開いているお店も少ない。その後は川越駅に向かった。
川越駅へ到着すると、どこからかお囃子の音が聞こえてきた。
GPSログ
出発時刻: | 8:40:12 |
到着時刻: | 13:43:34 |
合計時間: | 5時間03分22秒 |
合計距離: | -5765.52km |
最高標高: | 52.9m |
最低標高: | -34.83m |
平均速度: | -0.02km/h |