旅ろぐねっと
旅の途中で出会ったいろいろな出来事について、綴っていきます。
陶磁器の街・瀬戸と志摩半島の美しい海岸線
愛知県の北東部に位置する瀬戸から三重県の志摩半島を訪れた。瀬戸は古来から陶磁器の生産が行われ、今なお日本有数の陶磁器の生産地である。また志摩は伊勢志摩国立公園に属し、真珠の養殖で有名な英虞湾や海水浴場百選に選定された御座白浜海水浴場など、豊富な観光資源を有している。
悠久の時を経て・飛鳥路を散策
まだ肌寒さを感じながらも心地よい風の中、飛鳥路をサイクリング、また春の訪れをいち早く感じたくて奈良に春を告げる東大寺・二月堂の「お水取り」を見に出かけた。久し振りに「京都先斗町 ふじ田」を訪ねて、旬の素材をふんだんに生かした京懐石をゆっくり味わうことが出来た。
うだつの上がる和紙の町・美濃と名水流れる郡上八幡
古いたたずまいを見せる二つの町を訪れた。和紙産業で栄えてきた美濃市には、「うだつ」の上がる家が立ち並ぶ古い町並みが保存されている。清冽な水と夏の郡上おどりで有名な郡上八幡には、道の両側に水路を設けた風情ある町並みが保存されている。いずれの町も日本の貴重な財産として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
紅葉の湖南三山と陶芸の里・信楽
滋賀県の湖南三山と陶芸の里・信楽を多訪ねた。湖南市にある国宝を有する3つの寺院は湖南三山と呼ばれており、特に紅葉の時期には多くの人々が訪れる。また信楽では登り窯や窯元の見学なども楽しんだ。
熊野古道を歩き猫駅長に会う紀伊半島めぐり
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」も登録から10周年を迎えようとしている。熊野灘や棚田の風景を一望しながら紀伊半島東部を南下する。大門坂の苔むした石段と杉木立は熊野古道の面影をもっとも色濃く残し、古来の雰囲気を充分に味わえる。
初秋の立山黒部アルペンルート
富山県の立山駅を起点に長野県の扇沢駅まで立山黒部アルペンルートを横断。日本一の落差を誇る称名滝や初秋の室堂平の景観を満喫。日本一高所の天然温泉みくりが池温泉に宿泊し温泉三昧。最後は立山ロープウェイに乗り黒部ダムへ。好天に恵まれ、心ゆくまで立山黒部アルペンルートのよさを堪能した旅だった。