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木々が茂る等々力渓谷と古寺名刹

武蔵野台地の南端に位置する等々力渓谷。等々力不動尊から足をのばし、多摩川野毛町公園、名刹浄真寺でも満開の桜を楽しめる散策コースです。

2008年3月30日(日)曇りのち雨

渓谷歩道を散策

東急大井町線の等々力駅からのスタートです。駅のそばにあるゴルフ橋の傍らから、螺旋階段で川岸まで下りると等々力渓谷があります。延長約1km、都内では数少ない本格的な渓谷の一つです。欅や紅葉などの樹木は芽吹きの季節を迎え、小さな芽が顔を覗かせています。川沿いの散策道を進むと、やがて環状8号線にかかる玉沢橋が見えてきます。この橋をくぐると不動の滝があります。

川
散策の道

川 川
川の幅は3m程

不動の滝から等々力不動尊へ

不動の滝は、各地から訪れた修行僧が滝に打たれて業をしたと言われています。傍の石段を登ると等々力不動に着きます。緩い下り坂を下りれば桜の名所で、ソメイヨシノの桜が満開です。シャクナゲの花も丁度見頃を迎えています。

滝 稲荷 石碑「たきのみち」
3mの高さから落ちる2筋の霊水

不動尊 像
不動堂には本尊不道明王が安置されています

シャクナゲの花 シャクナゲの花 シャクナゲの花 ツツジ
等々力渓谷公園

サクラ サクラ サクラ サクラ
桜が満開

多摩川野毛町公園

等々力渓谷を抜けて住宅地を歩くと多摩川野毛町公園に出ます。野球場やテニスコートなどのスポーツ施設があり、満開の桜の中、都民の憩いの場となっています。また、ここには高さ約10m、長さ100m以上という前方後円墳があります。この古墳は明治30年(1897年)に発掘され、石棺、埴輪、銅鏡、刀剣、鎧などの武具類が出土したそうです。公園を歩いた後は環状8号線を渡り、桜並木の住宅街を散策しながら等々力駅に戻りました。

古墳 サクラとテニスコート サクラとテニスコート

九品仏

等々力駅から東急大井町線に乗り、九品仏駅で下車。駅前より満開の桜並木が続き、その奥に名刹「浄真寺」があります。正式の名は「九品山唯在念仏院浄真寺」で、三仏堂に九体の阿弥陀如来像が安置されている事から通称「九品仏」と言われています。境内には樹齢700年の大カヤノキや大イチョウがあり江戸時代の雰囲気が今も残っています。また夏にはサギソウの寺として訪れる人も多いそうです。

浄真寺より自由が丘駅まで歩き、ブティックやカフェレストランなどが並ぶ駅周辺を探訪。少々遅めの昼食をとり帰宅しました。

サクラ
桜と鐘

山門 サクラと阿弥陀堂 サクラと本堂 サクラと阿弥陀堂 サクラと本堂 サクラと本堂 サクラ

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