丹沢・大山への初詣
東京から約2時間で行ける丹沢大山国定公園へ、初詣も兼ねてハイキングに行ってきた。
2008年1月1日(火)晴れ
早朝、小田急・伊勢原駅からバスに乗り、終点の大山ケーブル駅へ。店が軒を連ねる参道を抜け、追分駅から下社駅までケーブルカーで登る。下社駅を降りたところが阿夫利神社である。神社ではちょうど餅つきをやっていた。神社の脇からは、本社のある山頂へ登る道が延びている。急な石段に圧倒されつつも、一歩一歩登っていく。今日は天気が極めて良く、山中からの眺めも江ノ島、三浦半島などがはっきり見てとれた。
富士
だいぶ登ったところで、目の前に富士山を望める場所に出た。運良く雲一つ無い青空なので周辺の山並みもよく見え、申し分なく絶景だ。さて、頂上まであと少し。
山頂
鳥居をくぐれば、もう山頂は近い。山頂には奥の院があるほか、見晴台もある。奥の院のそばでは楽器演奏などをやっている人々もいた。ここで少し休憩した後、往路とは別の道で下ることにした。道はかなり多くの部分が階段になっていて特に歩きやすいとは言えないが、下りは1時間ほどで阿夫利神社に着いた。
大山寺
阿夫利神社からさらに下る。来るときはケーブルカーで上ったが、帰りは歩いてゆっくり下っていく。途中で道が男坂と女坂の二手に分かれるので、今回は「らくらくコース」だという女坂の方を歩いた。ただ実際は「らくらく」というよりは普通の階段コースと言ったほうがよいと思う。しばらくこの道を下ると大山寺に着く。大山寺には「かわらけ投げ」というのがあるというので立ち寄ってみた。どうやら皿の形をした素焼きの土器を投げることのようだ。
崖の下にある直径2.5mの福輪に「かわらけ」が入ると、幸運が訪れるという
豆腐料理
参道を歩いていると、豆腐料理や猪料理の看板が多く目に付く。そのうちの一軒、ねぎし旅館に立ち寄り、お豆腐会席を注文。中でも、しっかりとした弾力のある冷や奴がおすすめ。参道では他にも、きゃらぶきや、「こま煎餅」という大きな煎餅も気になった。