益子焼窯元の町を歩く
益子焼で知られる益子町の雰囲気を味わいに出掛けた。春と秋には益子陶器市が開かれ多くの人が訪れる。500余のテントが立ち並び日用品から美術品まで販売されている。窯元さんと会話をしながら気にいったものを見つけるのも楽しい。
2017年2月19(土)晴れ
浪漫ひな飾り
益子を訪れる前に、真岡市久保講堂で開催されている「第八回 真岡・浪漫ひな飾り」を見物。部屋一杯を埋め尽くした雛人形たちに圧倒される。久保講堂は真岡小学校講堂として1938年(昭和13年)に建てられた建物で国登録有形文化財に指定されている。
陶器の産地・益子
続いて陶器の産地として知られる益子を散策。益子焼は江戸時代の末期に始まったと言われ、優れた陶土が産出することから、鉢、水瓶、土瓶など日用の道具の産地として発展した。柳宗悦と共に民芸運動を推進した陶芸家・浜田庄司により益子焼は「芸術品」として広く世に知れ渡ることになった。
- 益子焼 窯元共販センター
- 登り窯
- 販売店などが並ぶ
- 陶器で製作した益子大仏
- 町の鳥・ウグイス、町の花・ヤマユリ、町の木・アカマツ、焼き物をデザインした益子市マンホール
- 町章と町の花ヤマユリをデザインした水道制水弁ハンドホール蓋
「つかもと」は益子焼最大の窯元で、信越本線横川駅の駅弁「峠の釜めし」容器を製造している。陶芸体験、ギャラリーや工場の見学、ショッピングや食事も楽しめる。
その他、途中で道の駅にも立ち寄った。