広島市内の被爆建物とお好み焼き
2020年1月22日(水)曇り
平和記念公園
平和記念公園の中を歩く。1945年8月6日に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝える場所である。原爆ドームはユネスコの世界文化遺産に登録されている。
広島城
広島城は安土桃山時代に長州藩の藩祖である毛利輝元が築いた城で、別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれている。天守や櫓は原爆投下によって破壊されており、現在の天守は1958年に再建されたものである。
不動院
続いて広島市東区にある不動院を訪ねた。創建は平安時代とされる真言宗別格本山の寺院である。
金堂
1540年に建築された金堂は、もともと山口市から移築されたものと伝えられている。金堂は広島市内にありながらも原爆の災禍を免れており、現在は広島市内に現存する唯一の国宝に指定されている。
アストラムラインで再び中心部に戻り、旧日本銀行広島支店へ向かう。
旧日本銀行広島支店
鯉城通りにある旧日本銀行広島支店に立ち寄った。現存する被爆建物の一つで、1992年に日本銀行の営業所が基町へ移転するまで使用された建物である。爆心地からの距離はわずか380mであるが、銀行という性質上、堅牢な造りだったことが幸いし爆風に耐えた。現在は一般公開されており内部を自由に見ることができる。
支店長室には建設当初の内装が現存している。被爆時に3階は全焼したものの、1階と2階はよろい戸を閉じていたことで大破を免れたという。
地下金庫室も無事だったが、通路から原爆の爆風が吹き込んだため、金庫前の鉄格子が吹き飛ばされたそうである。
路面電車の終点、広島港駅へ向かい、さらに橋でつながっている宇品島へ向かう。
宇品灯台
宇品島にある元宇品公園から海岸線を歩く。島の南端には宇品灯台がある。
広島風お好み焼き
広島のご当地グルメといえば「お好み焼き」である。味やトッピングは店によって千差万別だが、基本は豚肉、玉子、そばの入った「肉玉そば」である。今回は時間の都合で目当てのお店に入れなかったため、別の店で注文することにした。そもそもお好み焼き店がひしめき合っているので、どこのお店でもそれなりに美味しいはずである。