秋の白馬・蓮華温泉トレッキング
秋の八方尾根を唐松岳までを歩く。前日に降雪があったようで、登山道にも雪が残る。コース自体は幾度か訪れているため迷うこともない。翌日は蓮華温泉を訪れ、周囲の自然遊歩道を散策した。
2011年10月8日(土)晴れ
八方アルペンライン~八方池
八方アルペンラインの終点・八方池山荘(1830m)から八方池(2060m)までのトレッキングコースを歩く。例年であれば黒菱平からも上れるのだが今シーズンは閉鎖されているため、八方駅からゴンドラとリフトを乗り継ぐ。幾度か訪れているが、同じ場所にもかかわらず訪れる度に見える景色は違って見える。
- アルペンクワッドリフト下り場からグラートクワッドリフト乗り場へ向かう途中の眺め
- グラートクワッドリフト乗車中に眺めた五竜岳
- 左/白馬三山 右/五竜岳
- 白馬三山と天狗の尾根
- 半分ほど来たところ
- 小山の向こうに八方池があり、その後ろには唐松岳が隠れている
- 八方池に到着。風もほとんど無く、水面に写る山並みが綺麗
八方池~丸山ケルン
八方池を後に唐松岳を目指して先に進む。雲は少ないものの、空はすこし霞んでいるようだ。
- 八方尾根より、白馬岳方面の眺め
- 八方池から少し先、下ノ樺の林に入る。このあたりはすでに落葉していた
- 正面には五竜岳が見える。上ノ樺の樹林帯を進む
- 紅葉の最盛期は過ぎたようだ
- 扇雪渓を過ぎ稜線に出ると、周囲には積雪が見られた
丸山ケルン~唐松岳
丸山ケルンから唐松岳への登山道は高低差も少ないが、この時期はすでに積雪もあるので、足下に注意しながら進む。
- 前日に積雪があったようだ
- 不帰ノ嶮
- 唐松山荘まで、あと少し
- 左に五竜岳を眺めながら登山道を進む
- 唐松岳頂上山荘から眺める唐松岳(2696.4m)と不帰嶮
- 樹氷は枯れ木にパッと花が咲いたようである
- 後を振り返れば唐松岳頂上山荘が小さく見える、あと一頑張りで唐松岳頂上
- 唐松岳頂上は360°のパノラマだが視界はイマイチ
- 遙か彼方の剣岳に思いをはせる人達
唐松岳頂上は冷たい風が吹き寒いので早めの下山とした。
GPSログ
出発時刻: | 7:58:44 |
到着時刻: | 15:18:09 |
合計時間: | 7時間19分25秒 |
合計距離: | -5937.29km |
最高標高: | 2733.91m |
最低標高: | 1827.58m |
平均速度: | -0.02km/h |
ペンション カルナージュ
今夜お世話になるのは白馬エコーランドにあるペンションカルナージュ。ロケーションは抜群。
2011年10月9日(日)晴れ
早朝散歩
信濃森上駅~白馬大池駅の間に、カレンダーやポスターにしばしば登場するスポットがある。ちょうど北アルプスをバックに大糸線の列車がやってくるのだ。10月ということもあり、やや荒涼とした雰囲気か。
蓮華温泉
白馬岳への登山口の一つ、蓮華温泉へ向かう。蓮華温泉は新潟県に位置しており、最寄り駅は平岩駅。平岩駅から蓮華温泉までのバスは本数が限られていることもあり、どちらかというと自家用車での乗り入れが多いようだ。駐車場はそれほど大きくないので、路肩にも多数駐車しているのは仕方ないだろう。
道路の終点に位置する蓮華温泉ロッジは日帰り入浴も可能。白馬岳登山の疲れを癒すのにも良さそうだ。
木の根が覆う尾根道をしばらく進むと、カモシカ展望台への分かれ道に出る。そこから片道5分程度で展望台に到着。急に視界が開け紅葉が目に飛び込んでくる瞬間は圧巻。紅葉も見頃で、さほど広くもない展望台で昼食をとっている人の姿がちらほら。
帰り道
帰り道は2軒のそば屋に立ち寄った。1軒目は蓮華温泉からほど近い木地屋の里、木地屋民俗資料館に隣接する木地製品販売の「栃ノ木」の蕎麦。そして2軒目は白馬エコーランドの傍にある蕎麦居酒屋「膳」だ。