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夏の白馬 御来光と雪渓と

去年に続く2度目の白馬岳登山は天候にも恵まれ、一面に広がるお花畑や白馬岳頂上からの御来光など、感動の連続。最終日には八方尾根から唐松岳までを歩く。

2010年7月31日(土)曇りのち晴れ

31日未明に出発し、深夜の関越・上信越自動車道を一路長野へ。途中で雨も降り始めたたためやや不安ではあったが、白馬村に到着した5時頃には小雨となり、先ずは一安心である。駐車場には夜行バスも到着しており、今回は同じルートの登山客が大変多いようだ。早々と支度をととのえタクシーで猿倉へ向かう。霧雨がぱらつく中、猿倉で登山手続きを済ませ白馬尻へ。出発して程なく、雲間に光が差し込んできた。登山口で見かけた傘&雨合羽の完全装備のグループは、早速仕切り直しのようである。

猿倉~大雪渓~葱平(ネブカッピラ)~頂上宿舎

白馬尻小屋から約20分程登ったところが大雪渓取付で、ちょうど大雪渓ケルンがある。ここでアイゼンを装着し登り始める。雪渓上はベンガラでひかれたラインを目安に、常に上方からの落石に注意しながら一列で進む。

白馬大雪渓 白馬大雪渓
大雪渓ケルンあたり、アイゼンを装着
大雪渓
大雪渓は雪渓上部から冷気が漂い大変気持ちがよい

雪渓が終わり、アイゼンを外して休憩。袋がパンパンになったシュークリームをほおばりながら、歩いてきた大雪渓を眺め降ろすと、自然と笑みがこぼれるものだ。ここから先は夏の登山道に入る。岩や石がゴロゴロする登り坂だが、高山植物を見ながらの道のりは心安らぐ。

夏の登山道 シュークリーム
気圧が低いので袋がパンパンに膨らむ
杓子岳 イワギキョウ
前方には杓子岳/岩場に咲くイワギキョウ
ミヤマキンポウゲの群落 お花畑 イブキジャコウソウ
葱平(ネブカッピラ)周辺のお花畑
ハクサンイチゲの群落
もうすぐ頂上宿舎

頂上宿舎

今回はとりわけ疲労もなく、正午前には頂上宿舎に到着。先ずは(予約の有無にかかわらず到着順らしいので)宿泊手続きを済ませる。一休みした後、白馬岳頂上へと足を延ばした。言わずもがな、山の天候は変わりやすいもので、下から見上げた時によく見えていた白馬岳頂上は、だんだんと近づくにつれガスがかかってきた。山頂では黒部側から冷たい風が吹き上がり、夏でも寒いくらい。雲が辺り一面を覆い隠しているので残念ながらまわりの眺望は拝めない。時たま雲の切れ間から見えはするものの…暫く待ったが望み薄とあきらめ明日へと望みを繋ぐことに。明日の御来光が楽しみ。

白馬山荘 チングルマとイワカガミ
白馬山荘
白馬岳頂上
白馬岳頂上(2,932m)

GPSログ

グラフ
GPSログデータ(GPX)

出発時刻:6:02:12
到着時刻:13:54:55
合計時間:7時間52分43秒
合計距離:11.13km
最高標高:2943.22m
最低標高:93.83m
平均速度:1.78km/h

2010年8月1日(土)晴れ

頂上宿舎~白馬岳頂上

午前4時、満天の星空のもと宿舎を出発。あたりは真っ暗だが、暫くすると目も慣れてくる。前日に歩いておいたので登山道も慣れたもの。あたりがだんだんと明るくなり始め、頂上にはご来光を見るために続々と人が集まってくる。日の出は4時50分頃。

4時32分、あたりがだんだんと明るくなり始める
白馬岳山頂
4時37分、御来光を待つ人たち
白馬岳御来光 白馬岳御来光 白馬岳御来光
何とも神秘的な光景 左から4時54分/4時57分/4時58分
小蓮華山
4時59分、小蓮華山が見えてきた
杓子岳 頂上宿舎と白馬山荘
白馬岳から杓子岳を望む/御来光を見て宿へ帰る人達
旭岳
旭岳

白馬岳頂上~三国境~小蓮華山~白馬大池

あたりもだいぶ明るくなったので、栂池へ向けて出発。暫く歩いて尾根道から振り向くと、白馬岳は陽の光りを受けとても奇麗に見える。途中の三国境で一休みしたが、周りを見回した感じでは登山者の多くが同じ朝食(宿舎で準備していただいたお弁当)のようだ。

白馬岳 白馬岳
白馬岳山頂の東側は切り立った崖。まわりにはガスがたちこめ、まさに雲海!
尾根道
三国境への尾根道を進む
朝食
朝食
三国境 尾根道
小蓮華山への尾根道から白馬岳をふり返る。人が集まっている場所が三国境
白馬岳 白馬岳 白馬岳
時折姿を現す白馬岳
白馬岳 チングルマ
岩場は花の宝庫
ハクサンイチゲの群落 白馬岳

白馬大池に到着。あちこちに雪渓が残り、雪解けの中から姿を現したサクラソウが何とも可愛らしい。

ハクサンコザクラ
可憐なハクサンコザクラ
白馬大池 白馬大池
白馬大池

白馬大池~天狗原~栂池自然園

途中、白馬大池方面からやってくる登山者と頻繁にすれ違ったが、登りが続くコースでだいぶ体力を消耗している登山者が多いようだ。対照的に、白馬大池に向かう後半の道は下り坂が続く。しばらく進むと眼下に白馬大池と山小屋が見えてくる。

乗鞍岳へは、白馬大池のほとりから大きな岩を登って行く。暫く登って、なだらかになったところが乗鞍岳山頂だ。ハイマツが多く、山頂付近は雷鳥の生息地だが、今回は出会うことが出来ず残念。

乗鞍岳を過ぎると小雪渓を経て天狗原へ。この辺りからは岩場を下るのだが、いつになく登山者も多く、すれ違うのが大変。湿原を過ぎると、ぬかるんだ道が続くので滑りやすく、特に下りは注意が必要。

最後の急坂を下れば、もう栂池自然園だ。さらにロープウェイとゴンドラを乗り継ぎ栂池高原駅、そこからタクシーで八方駐車場へと無事に到着した。

さて、以前利用した宿が暫くB&Bスタイルのため、今回はみそら野にあるペンション南十字星に泊まることにした。八方温泉で手足を伸ばして、白馬岳登山は今回も無事に達成!ヤッター♪

ペンション ペンション
ペンション南十字星
スープ 魚料理 肉料理 デザート
夕食
朝食
朝食

GPSログ

グラフ
GPSログデータ(GPX)

出発時刻:3:59:04
到着時刻:12:59:08
合計時間:9時間00分04秒
合計距離:13.34km
最高標高:2939.84m
最低標高:1844.45m
平均速度:1.84km/h

2010年8月2日(月)晴れ

小谷温泉、鎌池

昨日の疲れをとるため中休み。紅葉が素晴らしいそうなので、次回の下見をかねて、小谷にある鎌池へ向かう。

鎌池 鎌池 エゾアジサイ
モミジやナナカマドなど落葉樹が多い
そば「螢」 そば 天麩羅
お気に入りのお蕎麦屋さん「螢」
道の駅
道の駅「白馬」
スープ 魚料理 肉料理 デザート
夕食
朝食
朝食

GPSログ

グラフ
GPSログデータ(GPX)

出発時刻:10:28:04
到着時刻:11:10:57
合計時間:0時間42分53秒
合計距離:1.73km
最高標高:1187.77m
最低標高:114.78m
平均速度:2.59km/h

2010年8月3日(火)晴れ

八方池山荘~八方池~丸山ケルン~唐松岳(往復)

最終日は八方尾根から唐松岳に登った。八方尾根はゴンドラとリフトを乗り継げば、楽に沢山の花を見ることが出来る。また少し歩けば八方池や白馬三山の素晴らしい景色を見ることも出来る人気のスポットだ。

第2ケルン 第2ケルン
第2ケルン(息ケルン)(2005m)
八方池と白馬三山 八方池と白馬三山 八方池と白馬三山 八方池と白馬三山 八方池と白馬三山
八方池(2060m)

八方池からは登山道に入るが、歩きやすい道が続く。丸山ケルン周辺になると花は丈が低くなり、チングルマの群生がとても可愛い。

不帰ノ嶮 ニッコウキスゲ
不帰ノ嶮
五竜岳 五竜岳
五竜岳
崖沿いの道
注意深く慎重に!
唐松山荘
唐松山荘が見えてきた

唐松山荘から唐松岳頂上まであと一頑張り。祖母谷への斜面にはコマクサが群生していたが、やはり黒部側だ。

唐松岳 祖母谷方面
唐松岳と祖母谷方面
唐松山荘 コマクサ
唐松山荘
唐松岳頂上
唐松岳頂上 2696m

まわりの山にもだいぶ雲が懸かってきたので、唐松岳頂上から八方池山荘まで早めに下りることに。八方池山荘からはリフトを乗り継ぎ黒菱平まで戻った。

兎平 クガイソウと蝶
のんびりと草をはむ牛

下山後は近くにある温泉に立ち寄るのがおすすめ。

八方温泉
お馴染みになった八方温泉「第二郷の湯」

温泉のあとは白馬村にある蕎麦酒房「膳」で食事、蕎麦はツルツルと喉ごしがとても美味しい。今回の登山も無事に終わり帰路についた。

そば
そば
マンホール
白馬村のマンホール

GPSログ

グラフ
GPSログデータ(GPX)

出発時刻:7:10:14
到着時刻:14:46:05
合計時間:7時間35分51秒
合計距離:14.83km
最高標高:2698.78m
最低標高:1487.52m
平均速度:2.3km/h

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