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中山道の宿場を経て西穂高独標への登山

中山道の宿場や景勝地・寝覚ノ床などに立ち寄りながら木曽路を南下。馬籠宿より飛弾温泉郷へ向かうが途中から飛騨川と高山本線に併走。翌日は早朝より西穂高へ、平湯温泉側より西穂高岳独標まで歩いた。

2013年10月13日(日)晴れ

奈良井宿

奈良井宿は、中山道六十九次の67宿中、江戸側の板橋宿から数えても京側の守山宿から数えても34番目に位置する、丁度真ん中の宿場町である。街道にそって南側から上町、中町、下町の三町に分かれており、奈良井駅(下町)から歩き始めた。

奈良井駅
中央西線 奈良井駅
奈良井宿 奈良井宿
旅館や土産店などが軒を連ねる
奈良井宿 奈良井宿
千本格子の家々
奈良井宿
助六の暖簾と旅笠が目をひく民宿
奈良井宿
点々と水場がある
奈良井宿
二階を少しせり出した出梁(だしばり)造り
奈良井宿 奈良井宿
奈良井宿の中心あたり(中町)
奈良井宿 奈良井宿
早朝のため店は閉まっている

鍵の手は上町と中町の境にあるクランク形状の道路で、宿場内に道の屈曲を作り敵の直進と見通しを防ぎ宿場町を守るという役目がある。

鍵の手
道が直角に曲がっている場所「鍵の手」
奈良井宿 奈良井宿
上町の町並み、沢水の流れ落ちる水場がある
木曽の大橋 木曽の大橋
木曽川にかかる木曽の大橋、橋脚を持たない総檜造りの太鼓橋
塩尻市マンホール
塩尻市(旧楢川村)マンホール、村の魚イワナと村の木ナラのデザイン

寝覚ノ床

続いて寝覚ノ床に立ち寄る。ここでは木曽川の水流に浸食された岩石が不思議な形と成って残っている。現在の流れは穏やかだが、上流に木曽ダムが出来る前は急流だったそうである。国道19号線沿いにある「レストハウス木曽路」横から寝覚ノ床へおりる遊歩道へ行くことが出来る。寝覚ノ床には浦島堂、獅子岩、マナ板岩、釜岩、屏風岩、腰掛岩、床岩、亀岩などの名前がつけられている。

寝覚ノ床
右上、こんもりとした木の中に浦島堂
寝覚ノ床 寝覚ノ床
床岩から屏風岩、腰掛岩、亀岩を眺める
寝覚ノ床 寝覚ノ床
遊歩道から眺めた寝覚ノ床
寝覚ノ床 寝覚ノ床
レストハウス木曽路駐車場横の展望台にて。手前に走るのは中央本線

木曽路を南下

木曽川と中央本線に並行して妻籠宿に向かう。

383系
大桑-野尻間、空木岳(うつぎだけ)が見える
道の駅大桑
道の駅 大桑
桃介橋
木曽川に架かる桃介橋(ももすけばし)は別名・桃の橋と呼ばれている
マンホール
南木曽町の情報ボックスのマンホール

妻籠宿

中山道は、山深い木曽路を通ることから木曽路街道とも言われている。中山道69次のうち42番目となる妻籠宿は中山道と伊那街道が交差しており古来から賑わっている。

妻籠宿
水車小屋
高札場 高札場
幕府が庶民に対し禁制や法度等を示した官報掲示板で江戸時代の姿を復元した
妻籠宿 妻籠宿
賑わう町並み
妻籠宿本陣 脇本陣奥谷
本陣と脇本陣
妻籠宿 妻籠宿
土産店や味わい処などが並ぶ
枡形の跡 猫
枡形の跡
妻籠宿 松代屋 妻籠宿 松代屋
江戸時代の面影を残す旅籠
妻籠宿 いこまや
最初に保存事業が行われた寺下地区
妻籠宿 妻籠宿
寺下の町並み
妻籠宿
蔵元直のオリジナル酒をおいている
南木曽町のマンホール
南木曽町のマンホール、町の花ミツバツツジのデザイン

馬籠宿

馬籠宿は、中山道69次のうち木曽11宿の一番南にあたり、石畳の敷かれた坂に沿う43番目となる宿場町である。

馬籠宿 馬籠宿 馬籠宿
石畳の両側に土産物店や茶屋が並ぶ
馬籠宿 のれん
石畳の坂道
馬籠宿 馬籠宿 馬籠宿
賑わう町並み
五平餅
エゴマをベースに醤油と砂糖で味付けた団子状の五平餅で一服
中津川市のマンホール
中津川市(旧山口村)の花ムラサキツツジと村の木ヤブツバキのデザイン

高山本線

キハ40系 キハ40系
下原ダム
キハ85系
飛騨川沿いを走る特急ひだ
道の駅 飛騨街道なぎさ
道の駅 飛騨街道なぎさ
キハ40系
渚-久々野間
高山市マンホール
高山市(旧久々野町)町の花イワツツジのデザイン

栃尾温泉

北アルプスの麓にある奥飛騨温泉郷の一つ栃尾温泉に宿泊した。新穂高ロープーウェイにも近く西穂高への登山に便利なのは有り難い。明朝の西穂高岳独標登山に備え温泉でゆっくりとした。

夕食 夕食
山で採取した採りたてキノコが秋らしい
栃尾温泉 栃尾温泉
栃尾温泉 民宿おくむら
朝食
奥飛騨らしい朴葉味噌

2013年10月15日(月)晴れ

西穂高口駅

紅葉シーズンは駐車場や新穂高ロープーウェイが混雑するのだが、駐車場にスムーズに駐める事が出来た。登山準備を整え新穂高温泉駅(1117m)に向かった時、始発(8:00)が出発したが、臨時便があり待たずに乗車できたので早めに鍋平高原駅(標高1305m)に到着した。しらかば平駅(標高1308m)では少し混み始めていたがこちらも臨時便が運行されたので順調に西穂高口駅(標高2156m)に到着した。先ずは山頂駅展望台からの北アルプスを眺めた。

笠ヶ岳 笠ヶ岳
山頂駅展望台からの眺め、笠ヶ岳をバックに新穂高ロープーウェイ
槍ヶ岳 焼岳
左:槍ヶ岳/右:焼岳

西穂山荘へ

軽く準備体操をして先ずは西穂山荘を目指す。

登山道入口
登山道入口、樹林帯の中を進む
西穂高岳 西穂高岳
登山道から眺める西穂高岳
登山道 ゴゼンタチバナの実 ツルリンドウの実
ゴロゴロとした石の登山道
笠ヶ岳
時折視界が開け笠ヶ岳が見える
西穂山荘 西穂山荘
西穂山荘に到着、丸山への分枝

西穂高岳独標へ

西穂山荘から先はハイマツの岩稜帯となり、稜線からの眺めを楽しみながらの山歩きとなる。

笠ヶ岳
稜線を歩く
焼岳 西穂山荘
振り返ると西穂山荘が…その後に焼岳
西穂高岳 西穂高岳
西穂高岳が見えてきた
西穂高岳とピラミッドピーク 西穂高岳とピラミッドピーク
ハイマツの岩稜帯
焼岳
上高地方面
前穗高岳と明神岳
前穗高岳と明神岳が姿を現す
西穂高岳独標 笠ヶ岳
いい天気!いい景色!
前穗高岳と明神岳 前穗高岳と明神岳
前穗高岳と明神岳
笠ヶ岳 笠ヶ岳
丸山に到着
焼岳
焼岳
明神岳 笠ヶ岳
稜線からの眺め
岩稜帯
岩稜帯を進む
稜線 稜線 ロープーウェイ
稜線を振り返る、ロープーウェイが小さく見える
西穂高岳
西穂高岳
西穂高岳独標 ピラミッドピーク
西穂高岳独標とピラミッドピーク
明神岳
明神岳
西穂高岳独標 西穂高岳独標 西穂高岳独標
西穂高岳独標
雲海
雲海
西穂高岳独標
西穂高岳独標、もう少し!
岳沢方面
まわりの景色、岳沢方面
稜線 稜線
稜線を見下ろす、一瞬で雲に覆われる
西穂高岳独標
11峰 西穂高岳独標(標高2701m)に到着
ピラミッドピーク 西穂高岳
左からピラミッドピーク、西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルム、奧穗高岳
稜線 稜線
丸山方面、歩いてきた稜線
ピラミッドピーク
ピラミッドピークへ登っている人
前穗高岳と明神岳 前穗高岳と明神岳
前穗高岳と明神岳
奧穗高岳 奧穗高岳
眼前に迫る奧穗高岳

西穂高岳独標はあまり広くないので、暫しの休憩とまわりの景色を堪能して下山する事にした。

空中散歩

西穂高口駅では乗車を待つ人達で混雑していた。

新穂高ロープウェイ 新穂高ロープウェイ
新穂高ロープウェイからの眺め
新穂高ロープウェイ 新穂高ロープウェイ
新穂高ロープウェイ
紅葉
しらかば平駅周辺の紅葉はすこし早いようだ

GPSログ

グラフ
GPSログデータ(GPX)

出発時刻:8:48:29
到着時刻:14:17:46
合計時間:5時間29分17秒
合計距離:-5932.94km
最高標高:2697.1m
最低標高:2137.04m
平均速度:-0.02km/h

平湯温泉

ひらゆの森で平湯温泉に立ち寄り湯、湧出量も多く源泉掛け流しのいい湯であった。

平湯温泉
平湯バスターミナル
平湯温泉のマンホール
平湯温泉のマンホール、オコジョのデザイン

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