奥多摩、日帰りハイキング
東京・奥多摩にある御岳山の周辺を散策した後、日の出山を経由し武蔵五日市まで歩いた。
2007年9月3日(月)晴れ時々曇り
JR青梅線の御嶽駅で下車し、ケーブル下までバスで移動。そこからケーブルカーに乗り御岳山駅に到着。山道を少し歩くとレンゲショウマの群生が姿を現した。8月31日まで「みたけ山レンゲショウマまつり」が行われており、群生地としては日本一の規模。9月に入りツリフネソウなども見頃といったところ。
レンゲショウマ
武蔵御嶽神社
渓谷美
御嶽神社を抜けて杉林の中を進み、長尾平の分岐から丸太の階段を下っていく。山道を進むにつれて水の音が大きくなり、川に近づいていくのがよくわかる。この階段を下りきったところにあるのが七代の滝だ。滝の周辺は岩場で滑りやすいため、足下に注意しながら進む。滝を後にし鉄の梯子を昇ると、大きな天狗岩が見える。天狗岩からさらに進むと、目の前に苔むした岩が見えてくる。川沿いを約1kmにわたって延びる御岳沢岩石園である。
綾広の滝
しばらく岩石園が続くが、やがて綾広の滝が見えてくる。
大岳山へ向かう道との分岐を過ぎると、山に沿った平坦な道になる。途中、天狗の腰掛け杉の横を抜け、再び御嶽神社に戻った。
日の出山
御嶽神社から1時間ほど歩き、日の出山に到着。標高902メートルとそれほど高くはないが、周囲に高い山もないため見晴らしはよい。
金比羅尾根
日の出山から武蔵五日市を目指して一気に山を下る。約10キロメートルの道のりだが、赤土がむき出しの場所も多く大変滑りやすいので、あまり歩きやすい道とは言えない。どこまでも杉林が続く道、もう少し見晴らしが良ければ楽しめるのだが。途中、つるつる温泉の案内が気になったが時間もないので先を急ぐ。かなり山を下りたところで最後に残るは金比羅山のみ。山頂には琴平神社と展望台があり武蔵五日市の町を眺めることができる。
琴平神社を後にして長い坂を下っていく。この坂はコンクリート打設という点で足に負担をかけるのがよろしくない。結局、武蔵五日市駅に着いたのは午後6時頃であった。
今回のコース
この地図の作成に当たっては、国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)、数値地図10mメッシュ(火山標高)を使用したものである。
作成に当たってはカシミール3Dを用いた。