大阪から奈良を経由し京都へ
大阪・堺を訪ねた後、夜は繁華街ミナミを歩く。翌日は奈良県内をドライブ。3日目には京都の大徳寺にも立ち寄った。大阪ではお好み焼き、奈良では三輪そうめん、京都では湯葉料理と食が目白押し。
2007年12月7日(金)晴れ
東海道新幹線で大阪に到着したのが昼頃。新大阪から難波で南海電車に乗り換え、堺に到着。リーガロイヤルホテル堺にある日本料理「なにわ」で昼食。25階から港が一望できる。
大阪ミナミ
堺より難波に戻り、御堂筋からミナミの飲食店街を歩いた。テレビなどで時々目にするグリコの看板や、かに道楽の特大カニ、くいだおれ太郎など道頓堀のシンボルらしきものがある。道頓堀といえば、阪神タイガースが優勝した時に、熱狂的なファンが道頓堀に飛び込んだ光景は人々の記憶に新しい。また大阪に来たからには「たこ焼き」や「お好み焼き」が有名なので、ここで本場の味に触れない手はない。どちらも熱いものをほおばって食べた。また途中で法善寺横町を目にしたが、何とも小さな細い露地で見過ごしてしまいそうだった。大阪の街を歩いた後は、宿のある奈良へ向かった。
2007年12月8日(土)晴れ
早朝、まだ夜の明けきらぬうちにホテルを出て奈良公園を散策。夜が明けるにつれ周りの景色もぼんやりと見え始めた。この時間だとまだ人も少なく町は静か。
ドライブ観光
昼間は車に乗って奈良を観光。明日香村では聖徳太子生誕の地などを横目に石舞台古墳などを見る。さらに吉野へと足を延ばし吉野桜を眺めた。そして桜井から多武峰にある談山神社や、天理教の聖地として有名な天理を抜け、再び奈良市内へと戻った。ちょうど昼時だったので三輪茶屋で「にゅうめんセット」を食べた。にゅうめんに柿の葉寿司が2個付いたセット。そして最後は西大寺に立ち寄り、有名な大茶盛りのお道具を拝見、その大きさに圧倒された。
三輪そうめん山本の「にゅうめんセット」、おみやげには「麦縄菓子」
2007年12月9日(日)晴れ
早朝の散歩。辺りはまだ薄暗く人影もほとんどないが、シカは群れを成していた。宿に戻って朝食を済ませたら、京都に向かって出発。
大徳寺
早速、京都市内を散策。まずは京都駅前からバスで大徳寺に向かい、芳春院の住職をお訪ねした。帰りに枯山水で知られる大仙院に立ち寄り、千利休が秀吉をもてなしたという茶室を拝見した。
町家で味わう湯葉料理
北大路にあった「ゆばんざい こ豆や」で昼食。お店は京町家を改装した長屋で、京都らしい雰囲気だ。おばんざい(おかず)のように気軽に湯葉を楽しめる「ゆばんざい」は、手頃な値段で味わうことができる湯葉料理なのだという。昼食後、錦市場などに寄りながらのんびり歩いていたこともあり、京都駅に戻る頃にはすっかり日も落ちていた。