花菖蒲が満開!三渓園と中華街をゆく
2006年6月14日(水)晴れ
三渓園
JR根岸駅から横浜市営バスで最寄りのバス停へ。今回利用した本牧バス停から三渓園までは、歩いて10分ほど。途中には桜並木があり、桜の季節にはきっと満開の花を咲かせるのだろう。三渓園は実業家・原三渓が造園した庭園で、現在では広く一般に公開されている。ちょうど「横浜市民無料招待ウィーク(6/12~6/18)」を実施中だったが、あいにくハマっ子ではないので普通に入場料を払う。三渓園は2006年に開園100周年を迎え、記念事業なども行われている。今回は100周年記念特別展として「下村観山 展」が行われていた。下村観山は、横山大観とともに並び称される日本画家である。ちなみに彼らはともに、三渓による支援を受けていたのだそうだ。
内苑
1958年まで原家の私庭であった部分を一般に開放したのが内苑で、古建築を中心とした造りになっている。京都 桂離宮と並び称されるともいう臨春閣をはじめ、数寄屋風建築や茶室が多く見受けられる。落ち着いた色遣いの日本庭園といった趣で、目を引くような花々は少ない。
臨春閣
内苑の中でも一際目立つのが、臨春閣だ。狩野派の襖絵などがあしらわれ、風格を漂わせている。
古建築
寺院や大名ゆかりの建築が並ぶ。どれも新緑に囲まれ、さわやかだ。
外苑
1906年から公開が始まった庭園で、随所に花が咲き乱れ、来園者の心を癒してくれる。物思いにふける人、写真を撮る人、スケッチを描く人々など、園内での過ごし方は様々だ。
花菖蒲
中華街
みなとみらい線が2004年に開業して以来、ぐっと近くなった感のある横浜中華街。
牌楼(パイロウ)
中華街のイメージとして有名なのは、やはりこの特徴のある門だろう。全部で10基あり、それぞれ違った意味を表している。これを見ると「中華街に来た」ということを改めて認識するような気がする。
揚州飯店別館
今回立ち寄ったのは揚州飯店別館。今回はコース料理を注文した。ここでは、一般的な中華料理とはひと味違った、独創的な料理も楽しめる。