神秘の原生林、白神山地の滝
ブナの原生林が残る白神山地へ。青森県側にある暗門の滝とマザーツリーを目指す。その後は日本海側へ抜けて鰺ヶ沢へ。2日目は岩木山やりんご畑を眺めてから秋田県側へ移動。
2014年10月11日(土)晴れ
白神山地は世界的に見ても貴重なブナの原生林が残る場所として世界自然遺産に登録もされている地域だ。その中でも特に核心地域と呼ばれる場所は一般人の立ち入りは制限されているが、核心地域ではない暗門の滝までは立ち入り自由となっている。
暗門の滝
ビレッジANMONから暗門の滝へ向けて出発。岩木川の支流である暗門川に沿って上流へと歩いて行く。最下流にある第三の滝から再奥に位置する第一の滝までは三つの滝があり、時期や天候によっては通行不能にもなる。今回は最も奥にある第一の滝まで通行可能であった。
入口から沢に沿って、暗門の滝歩道を上流へ向かう。
暗門第三の滝
入り口から30分ほど歩くと暗門第三の滝が姿を現した。第三の滝は落差26mで、ややこぢんまりとしている。
暗門第二の滝
第三の滝の右側に続く急斜面を登り、第二の滝へ。第二の滝は落差37m。正面から流れ落ちる姿が見える。
暗門第一の滝
岩盤をくりぬいたトンネルを抜け、さらに進むと第一の滝が見えてくる。このあたりになると作り付けの歩道はなく、仮設の足場を歩く。滝からの水しぶきが霧状になっている。第一の滝は落差42mで暗門最大の滝である。
ブナ林散策道
復路はブナ林散策道へ。白神山地の代名詞でもあるブナの原生林の中を散策できるコースだ。
巨木ふれあいの径
ビレッジANMONを後にして、マザーツリーのある津軽峠へ向かう。
GPSログ
出発時刻: | 7:54:53 |
到着時刻: | 10:41:08 |
合計時間: | 2時間46分15秒 |
合計距離: | -6020.37km |
最高標高: | 406.98m |
最低標高: | 227.51m |
平均速度: | -0.02km/h |
マザーツリー
津軽峠までの白神ライン(岩崎西目屋弘前線)はダートな砂利道であり、工事中の場所も多いので通行注意。世界遺産地域の近くを通る路線のため今後も現状維持といったところだろうか。
マザーツリーは津軽峠から少し奥へ入った場所にある。樹齢400年と言われている。
展望台があり、岩木山と尾太山が遠くに見える。
鰺ヶ沢町
鰺ヶ沢町に向かう途中「巨大かかし」が並んでいる中村地区を走る。大小様々な「オリジナルかかし」が一列に並ぶ長閑な田園風景である。日本海沿岸にある食事処で「名物ヒラメのヅケ丼」を味わう。
岩木山
岩木山がよく見え、一帯にはりんご畑が広がっている。本日は岩木山麓の嶽温泉に宿泊。
2014年10月12日(日)晴れ
天気は快晴で岩木山がはっきり見える。
岩木山神社
岩木山神社に立ち寄った。岩木山神社は岩木山への登山口の一つで、登山客の姿も多かった。
城ヶ倉大橋
城ヶ倉渓谷に架かる、全長360m、高さ約120mの上路式アーチ橋。見晴らしが良く、特に紅葉の季節は多くの人が訪れる。
酸ヶ湯周辺
地獄沼
地獄沼は爆裂火口の跡に温泉が湧き出している場所。
まんじゅうふかし
桶にかけた木の蓋に、服を着たまま腰をかけると暖かい。
睡蓮沼
睡蓮沼はスイレン科のエゾヒツジグサが自生している沼で、八甲田連峰の山々が見える。
鹿角
奥入瀬を経由して秋田へ。道の駅あんとらあ かづのに立ち寄る。花輪ばやしの屋台が展示されている。
後生掛温泉
後生掛温泉に立ち寄る。