旅ろぐねっと
旅の途中で出会ったいろいろな出来事について、綴っていきます。
レンゲツツジ色に染まる湯の丸高原
湯の丸高原では毎年「湯の丸高原つつじ祭」が開催され多くの観光客で賑わう。梅雨の時期にもかかわらず青空が広がる好天に恵まれたため、山並みをオレンジ色に染めるレンゲツツジ群落は特に素晴らしい眺めであった。池の平湿原では三方ヶ峰の南斜面にコマクサの群落が咲いていた。
民話のふるさと遠野と釜石製鉄の歩みを学ぶ
雪も溶け桜が咲き始めた4月下旬に遠野郷を訪ねた。遠野ふるさと村では四季折々の自然を楽しむことができる。また世界遺産に登録された橋野鉄鉱山・高炉跡を見学し、東日本大震災から5年が経過した大槌町や釜石を訪れた。
雪解けの飯豊山を望む置賜さくら回廊
最上川の上流部に位置する山形県の置賜地方を訪れた。1日目は福島・新潟両県との県境に連なる飯豊連峰、朝日連峰の残雪を眺めながら、古典桜「置賜さくら回廊」と呼ばれる桜巡りをした。2日目は会津へと南下し、喜多方では旧日中線の枝垂れ桜に立ち寄った。長閑な風景の中に建つ欧風でモダンな旧熱塩駅舎は満開の桜に映える。こだわりの蕎麦を食し、赤湯温泉では源泉かけ流しの湯を楽しんだ。
桜川の山桜を愛で、古の神社仏閣を訪ねる
茨城県桜川市は桜の名所である。桜川の桜は古くから「西の吉野、東の桜川」と称されるほどで、その美しさを讃えられてきた。ソメイヨシノと違い、一本ごとに色、形、匂い、開花時期の異なる多彩な山桜が群生する桜川の景観は、昨今その価値が広く見直されてきている。