一面に蓮の花が咲く、伊豆沼・内沼はすまつり
宮城県にある東北地方最大の低地湖沼、伊豆沼・内沼を訪れた。7月20日から「はすまつり」が開催されていて遊覧船が運航されている。また奥松島で今の時期に旬をむかえたウニを味わうのも旅の楽しみである。
2017年7月29日(土)雨
伊豆沼・内沼
伊豆沼は宮城県栗原市、仙北平野の中央にある。シベリアからの渡り鳥(ハクチョウ・ガンカモ類など)の飛来地として知られており、沼面積は387haである。鳥達が越冬できる条件を備えた沼で、ラムサール条約の登録地になっている。
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンター(鳥館)
伊豆沼の畔にあるサンクチュアリーセンター(鳥館)では、伊豆沼の自然について学ぶことができる。生き物の解説や野鳥の剥製などが展示され、伊豆沼を一望できる展望ホールでは野鳥観察もできる。
はすまつり
あいにくの雨であったが、せっかくなので遊覧船に乗ることにした。地元の漁師さんの船で沼一面に広がる蓮の間を縫うように進む。沼の中央に咲いているハスに近づき、間近で花を見ることができた。最盛期には一面ピンク色の大きなハスの花で埋め尽くされるという。
栗原市サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)
内沼にある栗原市サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)へ移動。館内には伊豆沼・内沼に生息する昆虫や世界の蝶などの標本を数多く展示している。
続いて奥松島へ向かう。途中で登米市にある「とよま観光物産センター 遠山之里 お食事処 蔵・ら~」で昼食、名物「あぶら麩丼」と「はっと汁」を注文した。
奥松島
三陸沿岸の天然生ウニの旬は、6月中旬から8月初旬までと言われている。三陸の海ではウニ大量発生により身の入りが少ないとのニュースがあった。今回はチョット心配ではあったが、いつもお世話になる「奥松島 新浜荘」にお願いして美味しいウニを頂くことが出来た。
2017年7月30日(日)雨
秋保大滝
作並街道を西へ進み二口渓谷方面へ向かう。途中で立ち寄った「森の駅」では駐車場に設けられた臨時の販売所で尾花沢すいかや桃がお買い得だった。
秋保大滝を見物。川沿いの遊歩道を下るとヒンヤリとした空気につつまれる。滝は幅6m落差55mあり、滝壺の傍の岩場では凄まじいほどの水飛沫で、水量も多くかなり迫力がある。