作並のウイスキーと鶴ヶ城
宮城県の作並温泉から天童を経由し、上ノ山温泉で宿泊。続いて会津若松の鶴ヶ城を見学。
2001年7月31日(火)
東北自動車道の仙台南インターチェンジで降りた。途中、秋保工芸の里にも立ち寄った。
秋保大滝
秋保大滝は、高さ55m、幅6mの滝。
ニッカウヰスキー仙台工場
入口で記念撮影を受けつつ、工場見学を申し込む。しばらく待っていると、見学会の順番が回ってきた。まずはウイスキー樽が並ぶ場所へ。数十年前に貯蔵されたものだそうで、さすがに樽の風貌からも歴史が感じられる。一般的なウイスキーが数年から十数年で出荷されることを考えると、これらの樽ではかなり熟成が進んでいるのだろう。続いて一般的なウイスキーの生産過程を見学。工場の敷地は広く、数棟の建物を順番に回っていく。
ウイスキーができるまでの流れを簡単にまとめてみよう。まずは麦芽に含まれる酵素を使って糖化させたデンプンを濾過して麦汁を取り出す。さらにこれを発酵させたものを蒸留し、樽に詰めて熟成させるとのこと。
ウイスキーの貯蔵庫を見学した後は試飲タイム。そこへさっきの写真屋さんがやって来た。どうやら、写真が出来上がったようだ。
一の坊
4つの源泉から湧き出る温泉も自慢の一つ。広瀬川源流露天風呂では、立湯など数種類の湯船が楽しめる。他にも鹿のぞきの湯や行基の湯など、お風呂が充実している。
温泉に入った後は、なべ茶屋にて夕食をいただく。ところで、隣の席のお客さんは誕生日だったようで、楽器演奏や記念撮影などのサービスがついていたようだ。一の坊倶楽部の会員になれば、そういった案内も届くらしい。
2001年8月1日(水)
天童駅の駅前を散策。天童は将棋の駒の生産地として知られていることもあり、駒をイメージした看板なども見られる。
天童オルゴール博物館
天童オルゴール博物館に立ち寄った。アンティーク・オルゴールを中心に、歴史的に価値の高いオルゴールが多く集められた博物館だ。かつて全盛を誇ったディスクオルゴールはもちろん、ジュークボックス式のオルゴールや、からくり式オルゴールなども展示されている。実際に演奏が行われるオルゴールも多いので、オルゴールの音色を楽しみながら、順番に見ていくのがよいと思う。帰り際、オルゴールの音色が収録されたCDを購入した。その後は上ノ山温泉まで移動し、旅館・古窯に宿泊。
2001年8月2日
浄土平
浄土平をハイキング。鎌沼を回るコースは往復で約2時間。
会津東山温泉の御宿 東鳳に宿泊。
2001年8月3日
会津若松
会津若松市内に入る。鶴ヶ城を見学。さらに近くで開催されていた、齋藤清の版画展覧会を鑑賞。
磐梯吾妻スカイラインを抜ける。途中、世界のガラス館に立ち寄った。