みちのく宮城・山形、こけしと米沢牛
みやぎ蔵王こけし館を見学。続いて峩々温泉、そして蔵王の御釜を見る。山寺を訪れた後、米沢では米沢牛のステーキをいただく。
1995年7月28日
こけし館
蔵王町伝統産業会館「みやぎ蔵王こけし館」に立ち寄る。伝統こけしには産地によって鳴子系や遠刈田系などがあるが、それぞれ違った雰囲気を醸し出している。それにしても、これだけ数多くのこけしを一同に見ることはなかなか珍しいことである。
館内では、こけしを作っている作業場なども見学できる。おみやげに、黒のこけしを購入。赤物のこけしが多い中、黒いこけしはまた、ひと味違った趣である。
宮城蔵王ロイヤルホテル
本日は宮城蔵王ロイヤルホテルに宿泊。リゾートホテルということもあってか、プールも完備。
1995年7月29日
峩々温泉
峩々温泉に立ち寄った。
御釜
蔵王連邦(蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳)に位置する御釜は火口湖。湖面の色はエメラルドグリーンなのだが、これが時間や天候によって変化するため、「五色沼」とも呼ばれている。
山寺
山寺として知られる立石寺は、天台宗の寺。1000段を越える石段を登る。これだけでもかなり足に負担がかかる気もするが、ここで諦めるわけにはいかないのである。
松尾芭蕉は、山寺を訪れた際に「閑さや巖にしみ入る蝉の声」という句を詠んでいる。
月岡ホテル
本日は、上ノ山温泉の月岡ホテルに宿泊。
1995年7月30日
酒田方面へ向かう。湯野浜海岸で海水浴。
海が一望できるホテル
ホテル ニュー湯の浜リゾートに宿泊。日本海に面した宿で眺めも良く、部屋からは海岸線と、その奥に広がる日本海が一望できる。また大浴場が5階にあるので、湯に浸かりながら海を眺めることもできる。
1995年7月31日
湯野浜を出発。米沢駅前を散策する。
米沢といえば米沢牛でしょう
米沢といえば米沢牛のイメージが強い。「せっかく来たからには米沢牛料理を食べていきたい」ということでお店を探す。ところが時間帯があまり良くなかったようで、どこの店へ行ってもお昼の営業は終わったとのこと。半ばあきらめかけていたのだが、米沢駅にほど近いところで「ステーキハウスさがえ」という看板を見つけ、最後の望みを託した。
行ってみると、やはりお店を閉める時間だったようだが、それでもなんとか間に合って店に駆け込む。早速サーロインステーキを注文。静かで落ち着いた雰囲気は、期待していたよりも良い感じだ。しばらくしてジューシーな音とともに米沢牛のステーキが登場。焼き加減もよし、ボリュームもよし。満足いく米沢牛のステーキを堪能できたのだった。