福島・磐梯山と山形・出羽三山に挑む
1998年8月10日-8月13日
福島県にある磐梯山と、山形県にある月山への登山を目指す。なお、会津若松東山温泉、上ノ山温泉、温海温泉にて宿をとることにした。
1998年8月10日
磐梯山
磐越自動車道の猪苗代磐梯高原で降りる。湖面の色が変わる沼として知られる五色沼を横目に、磐梯山ゴールドラインへ。この道路の途中にある八方台駐車場にある八方台登山口が、磐梯山頂に最も近い登山口である。初めての磐梯山ということもあり、他のコースに比べて手軽に登れるコースを選んだ。
磐梯山の標高は1818.6m。会津富士とも呼ばれる活火山である。頂上からの景色は大変素晴らしい。周囲に高い山がないため、どの方向を見ても景色は大パノラマ。雲がかかっていなかったら、もっと良いのだが。
東山パークホテル 新風月
登山の疲れをとるには温泉が一番ということで、本日の宿は東山温泉の「東山パークホテル 新風月」。
1998年8月11日
東山温泉を出発、世界のガラス館・猪苗代店に寄る。幾つかのおみやげを購入。
福島と山形の県境を走る、西吾妻スカイバレー(西吾妻有料道路)を抜けると、山形県米沢市に入る。そのまま赤湯温泉を通り、上ノ山温泉へ。本日は月岡ホテルに宿泊。
1998年8月12日
上ノ山温泉を出発し、月山へと向かう。ただ、あまり空模様がよくないのは気になるところ。
月山
山形県のほぼ中央に位置する月山は、標高1984mの火山。今回は羽黒口から入ることにした。月山高原ラインを通り、8合目駐車場に到着。ところが辺りは雨が降っている。とりあえず登り始めたものの、空模様は悪くなるばかり。結局、それ以上先へ進むことをあきらめ、羽黒山にある出羽三山神社を訪ねることにした。
羽黒山
月山・羽黒山・湯殿山から成る出羽三山の山頂には、それぞれ神社があり、それらの神を併せて祀っているのが、羽黒山にある出羽三山神社である。長い階段を降りたところにある国宝の五重塔は、かつて羽黒山の別当であった武藤政氏によって再建されたものだそうである。
たちばなや
羽黒山を後にし、日本海沿いに出る。海沿いの道は潮風が涼しく気持ち良い。本日は温海温泉のたちばなやに宿泊。10月1日に新館がオープンするようで、残念ながら工事の真っ最中。その影響で庭園は半分になり、窓からの景観も良くない。工事の終わりを待つばかりである。
1998年8月13日
温海温泉を出発し、村上、新発田を経由して帰路についた。