千畳敷カールから木曽駒ヶ岳へ
四季折々の景色を楽しめる木曽駒ヶ岳に登る。標高2,956mは木曽山脈最高峰で、標高2,650mまでは駒ヶ岳ロープウェイで登ることができる。ロープウェイの終点は、約2万年前に氷河により形成されたカール地形で「千畳敷カール」と呼ばれている。
2014年7月26日(土)晴れ
千畳敷
菅の台バスセンターでは夜明け前にもかかわらず多くの人々が登山の準備をしていた。菅の台バスセンターからバスに乗り、ロープウェイの乗車場所であるしらび平駅へ。バス、ロープウェイともに繁忙期には臨時便が出ている。6月28日にリニューアルされたばかりのゴンドラに乗り所要時間約7分で千畳敷駅に到着。すでに標高2,650mの高山地域というから驚きである。千畳敷駅から一歩外に出れば目の前にはカール地形が飛び込んでくる。
まず軽く足慣らしを兼ねて遊歩道を散策。どの場所から見ても中央アルプスの山並みは美しく見えるというものだ。遊歩道の一部には道を覆うように雪が残っていたが、これは間もなく消えてしまうだろう。剣ヶ池の周りから八丁坂分岐点まではお花畑になっていて、その先が木曽駒ヶ岳へと向かう登山道である。
木曽駒ヶ岳へ向かう登山道に入る。つづら折りになった山道を一段上るごとに、見渡す景色も移り変わっていく。
乗越浄土
乗越浄土に到着。宝剣岳と駒ヶ岳、前岳への分岐点である。広い場所なのでここで休憩。すぐ近くには宝剣山荘や天狗荘がある。
中岳
乗越浄土から中岳を経由して木曽駒ヶ岳へ向かう。なだらかな斜面から次第に急斜面になっていく。程なく中岳山頂に到着。乗越浄土からでは見えなかった木曽駒ヶ岳山頂が見えた。
- 中岳山頂への登山道に咲くチングルマ
- 中岳山頂より木曽駒ヶ岳山頂方面を望む
- 遠くに御嶽山が見える
- 一旦、下り坂
- 大きな岩がごつごつしている
- なだらかな馬ノ背、コマクサ発見!
- 振り返ると中岳と宝剣岳が見える
木曽駒ヶ岳山頂
中央アルプスの最高峰、木曽駒ヶ岳山頂(標高2,956m)に到着。天気は良く、景色が雲に隠れることなく一望できた。山頂の東側には駒ヶ岳神社が、西側には木曽駒ヶ岳神社がある。
巻き道
中岳を迂回する巻き道を経て、宝剣山荘・天狗荘へ戻る。
GPSログ
出発時刻: | 6:37:00 |
到着時刻: | 11:39:06 |
合計時間: | 5時間02分06秒 |
合計距離: | -5889.45km |
最高標高: | 2969.73m |
最低標高: | 2616.73m |
平均速度: | -0.02km/h |
下諏訪
下諏訪温泉で立ち寄り湯。続いて諏訪神社下社の木落し坂を眺めた。
佐久
立ち寄り湯の後は佐久へ向かう。途中2ヶ所で農産物直売所に立ち寄る。
最後に佐久平の近くで蕎麦を食べた。