初夏の信州戸隠高原を散策
初夏の戸隠高原を訪ね、中社の宿に一泊し、山菜料理や手打ちそばを満喫。翌日は、クリンソウなどの花々を見ながら戸隠森林植物園の遊歩道をたどって戸隠神社奥社まで散策します。
2008年6月14日(土)晴れ
大座法師池から戸隠神社宝光社へ
大宮から長野新幹線に揺られて1時間15分程で長野に到着します。長野駅から中社へは路線バス(川中島バス)で1時間程ですが、今回は、宿のマイクロバスが駅まで出迎えてくれました。本日の宿は中社の宿坊、武井旅館です。バスは、浅川ループラインからバードラインに入り、宿に向かいますが、時間も早いので途中の大座法師池で降ろしてもらい、付近を散策することに。大座法師池は、湿地沼だったところに300年ほど前に用水のため池として造られたそうで、小さな浮島のある静かな池です。池から大谷地湿原を経て一の鳥居まで散策し、再度、マイクロバスで宝光社へ。宝光社は、山岳信仰で知られる戸隠神社の五つの社の一つで、急な石段を登った奥に重厚な造りの社殿があります。
2008年6月15日(日)晴れ
戸隠森林植物園
戸隠高原には、いくつもの散策路がありますが、今日は鏡池を起点に戸隠森林植物園の遊歩道をたどって奥社まで散策します。森林植物園には、湿性植物を中心に多くの野生植物が自生しています。残念ながら、ミズバショウの花は終わっていましたが、クリンソウ、ムシカリ、ラショウモンカズラなどの花々が見頃を迎えています。歩く道すがら、大きな望遠レンズ付カメラを構えた人々を見かけますが、この森は、野鳥の森としても知られており、アカショウビンの姿を狙っているのだそうです。
クリンソウ、ムシカリ、サイハイラン、ラショウモンカズラ、ミズバショウ
戸隠神社 奥社
戸隠神社の奥社へは、巨大な杉並木の参道を上っていきます。途中の随神門を過ぎると、道はだんだんと急な上り坂になり、やがて奥社の社殿に着きます。社殿の横手が、戸隠山の登山口になっており、社殿のすぐ後ろには戸隠連峰の切り立った岩肌が望めます。
チェックポイント | 距離(km) |
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戸隠中社 | 0.0 |
鏡池 | 3.0 |
森林植物園 | 5.0 |
随神門 | 6.7 |
戸隠奥社 | 7.5 |