北アルプス立山連峰トレッキング
夏の北アルプス立山連峰を訪れた。室堂から一ノ越を経て雄山、大汝山、富士ノ折立から真砂岳手前の分枝より雷鳥平へ下山して室堂へ戻るコースである。日本最高峰の温泉「みくりが池温泉」への立ち寄り湯ができなかったのは残念であった。とはいえ足元に咲く可憐な花を見つけた時の何とも言えぬ満足感や、稜線からの素晴らしい眺めが堪能できることが夏山登山の楽しみである。
2012年7月28日(土)曇りのち晴れ
早朝の立山駅
夏の最盛期とあって室堂で宿泊する場合には早期からの予約が必要だが、天気を見計らっての直前では何処も満室のため日帰り登山となった。立山駅の状況がわからないのでなるべく早い到着を目指して前日22時前に自宅を出発。東京外環道、関越道、上信越道、北陸道と乗り継ぎ4時半頃立山駅の駐車場に到着した。しかし駅前の駐車場は前日からの先客で満車、少し離れた駐車場には何台かのスペースがあったので一安心。軽い朝食を済ませ、支度を調え駅前で待つことにした。5時半から開始のケーブルカー乗車券発売の列に並び始発の券を購入した。
立山ミニ縦走
室堂ターミナルに到着。バスから降りるとヒンヤリとした空気で寒いほどであった。辺りはどんよりとして視界は…これから目指す山もはっきりと見えない状態である。先ずは一の越山荘を目指して出発した。
- 歩き始めてすぐに遊歩道にも雪が残っている
- まわりの景色
- 後方に見える室堂ターミナル
- 残雪の中を進む登山者
- 室堂平方面
- 登山道の右手斜面
- 後方を振り返ると…列をなす登山者
- みくりが池方面を振り返る
- 登山道の右手斜面
- 室堂を振り返る
- 一ノ越山荘に到着
- 一ノ越からの眺め
一ノ越を過ぎてから雄山への登山道は道が険しくなり、大小の石が混在するガレ場を登る。天気も良くなりむしろ暑く思うほどである。また登山客も増え少し渋滞気味であった。
雄山を後にし大汝山をめざした。
- 雄山~大汝山にて、室堂平と大日岳、奥大日岳を望む
- 雄山~大汝山にて、剱岳を望む
- 登山道から小さく見える黒部湖
- 別山、大日岳、奥大日岳への稜線
- 別山と剱岳を望む
- 大汝山(標高3,015m)
- 剱岳方面を見る
- 富士ノ折立
- 富士ノ折立から黒部湖を望む
- 室堂を望む
- 真砂岳と雷鳥平への分岐
- 雄山を振り返る
- 真砂岳と雷鳥平への分枝周辺
- 下山道右側の残雪と可憐に咲くチングルマ
- 雷鳥沢キャンプ場
地獄谷は噴気活動が拡大活発化しているため2012年度から当面の間、遊歩道が通行止めとなっている。周辺のハイマツなどの木々も赤茶色になり立ち枯れしていた。火山ガスが吹き上がり風向きによっては時折異臭で鼻がツーンとする感じであった。
3時少し前、室堂平に到着。時折雲がかかるものの立山連峰は陽を浴びて雄大な姿をくっきりと現していた。チングルマなどの高山植物が咲き、まさに夏山ならではの光景であった。
GPSログ
出発時刻: | 7:25:29 |
到着時刻: | 15:02:36 |
合計時間: | 7時間37分07秒 |
合計距離: | -5948.97km |
最高標高: | 3019.66m |
最低標高: | 2262.16m |
平均速度: | -0.02km/h |
糸魚川
日本海を横目に見ながら糸魚川まで移動。本日の宿泊はヒスイ海岸そばの民宿 彦左衛門である。
2012年7月29日(日)曇りのち晴れ
角田山
簡単なトレッキングとして角田山に立ち寄ることにした。新潟県内をさらに北上し、ほどなく角田山の浦浜コース入口に到着。角田山には各方向からの登山ルートがあり、浦浜コースは日本海側から上るコースである。上り始めは急な階段が続き、その後は緩やかな上り坂になる。
GPSログ
出発時刻: | 10:59:34 |
到着時刻: | 14:24:59 |
合計時間: | 3時間25分25秒 |
合計距離: | -5937.7km |
最高標高: | 487.13m |
最低標高: | 14.37m |
平均速度: | -0.02km/h |
道の駅
磐越方面を経由して太平洋側に抜ける。道の駅みかわに立ち寄って野菜などを購入。
新三川温泉
新三河温泉に立ち寄り入浴。寿の湯は天然掛け流しで、湯船に仕切りがあり「熱めの湯」と「ぬるめの湯」に分かれていた。